東洋経済:投資の真実 Vol.2

違いは何?! 20代で「金融資産1000万円以上」はこんな人

長い視点で「信頼がおける対象」に投資するのが基本だ(写真:NOBU / PIXTA)

新入社員のみなさん、仕事や通勤には慣れましたか。さて、4回にわたってお届けするフレッシュマン向け資産運用講座。前回は「投資の対象が金融資産だけではなく、自分という人財も対象だ」という話をまとめました。今回は、金融資産との向き合い方を投資理論の視点から紹介したいと思います。

東洋経済オンライン

投資理論の話の前に、同じ20代で1000万円以上の金融資産を持っている人がいるとしたら、どんな人なのだろうかと気になりませんか。入社してわずか数年で金融資産を1000万円以上持っているというのは、きっと「遺産を相続したのではないか」「そもそもお金持ちだったからだ」といった見方もできるかもしれません。実はアンケート調査をしていますので、まずはその結果をみてください。

将来を気にかけ投資理論を理解している

2014年に実施した「働く人3万人のアンケート調査」では、20代の回答者6188人のうち金融資産を1000万円以上持っている人が454人もいました。アンケート調査はインターネットで行われたためにバイアスがかかっていることは否めませんので、20代の7%、すなわち14人のうち1人が金融資産を1000万円以上保有しているとは言い切れません。しかし、金融資産を1000万円以上保有している454人を同じアンケートで回答した20代の平均と比べると、どうでしょう。どんなタイプの20代が金融資産を1000万円以上保有しているのか、わかるはずです。

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