①会社員のうちに「他人のお金」を最大限に使う
あなたが会社員であれば、銀行からお金が借りやすくなります。
先のことを考えている一部の会社員の方は、会社に勤めているうちに融資を最大限受けて、不動産を購入しているようです。
会社の信用と物件の担保力があれば、おそらく2億円くらいのお金を借りることができるでしょう。
5. 最初は微差だが、大差となり人生の違いを作ること
コミュニティを作ることが大事だとお伝えしていますが、拡張するためには、何をすればよいか?
まず基本として「当たり前のことを当たり前にやる」ことです。
「え、そんなこと?」と拍子抜けするかもしれませんが、私はそれしかないと断言します。
たとえば私たちのコミュニティメンバー同士で徹底しているのは、何より「レスポンスを早くする」ことです。
もう一つ「当たり前のことを当たり前にやる」という点では、普段の挨拶や、礼儀作法もとても大事です。私自身もそうですが、私たちのコミュニティには、一般企業にまったく属したこともない人もいれば、会社でマナー研修などを受けていない人もいます。
当たり前ですが、誰だって挨拶をまったくしない人よりも気持ちよく挨拶をする人と一緒の時間を共有したいですよね。
そんな基本的なことから幸せな億万長者になる道は始まっています。
16歳のころから、億万長者と呼ばれる人たちと接してわかったことがあります。彼らの1番の特徴として挙げられることは、「微差にこだわる」ということです。
・約束の時間ギリギリではなく、最低でも30分前に到着する
・自分が他人にしてほしいことを、まずは自分が行う
・どれだけ忙しくても適度な運動をする
・無駄なサブスクリプションなどがないか見直し、極限まで固定費を削る
・毎日短時間でも読書をする
・毎日親に感謝の連絡をする
・自分から気持ちの良い挨拶をする
・思いついたことはその場でやるか、すぐにタスク化する
・何時に寝ても、毎日同じ時間に起きる
・可能な限り、アナログでコミュニケーションする
・きちんと謝る
・あるべき物があるべき所に必要な状態を保つ
これらのことは、「やったほうが良いこと」でありながら、実際にやっている人は少ない。
たとえば、「本を書く」ということを考えてみてください。素人にはとてもできない大変な仕事のように思えます。
でも「毎日1ページの文章を書く」と言えば、さほど難しいことには感じませんね。
この1ページの文章、1週間や2週間では7ページとか14ページの文章にしかならず、ただのメモ程度の中身です。
でも1年365日毎日1ページずつ書き続ければずいぶんと厚い内容になります。
ここでお伝えしたいのは、毎日の微差は、時間が経つにつれて大差となり人生の違いを作るということです。
レスポンスの早さとか、ビジネスマナーとか、微差にこだわるとか、まずは「当たり前のことを当たり前にやる」ということを述べました。しかし、億万長者になるような人には、人一倍優れた特殊な能力が備わっているのではないか、と想像する人も多いでしょう。
お金に対する嗅覚とか、人が思いつかないアイデアをひらめく発想力とか、あるいは万人を平伏させるようなカリスマ性とか…。
でも実際は、「能力が高いこと」よりも「人から信頼されること」のほうが、仲間として大事にされやすくなり、お金が入ってくるような幸運に恵まれやすくなります。
「誠実なことが、運が良いことにつながる」と億万長者の人たちは考えている。
非常に興味深いですね。
6. 本書のココがすごい!
今回紹介した『となりの億万長者が17時になったらやっていること 大富豪が教える「一生困らない」お金のしくみ』嶋村吉洋著のすごいところは下記に集約される。
①億万長者も実はスモールステップから始めていると理解し、17時以降の時間の使い方を変えていこうと思える。
②「日々の小さな選択が、未来を大きく変える」ということを痛感し日々の生活を見直すきっかけになる。
③ビジネスの根幹が「お金を稼ぐ」ことではなく「人とのつながり」にあることがわかる。
【著者】 嶋村吉洋(しまむら・よしひろ)
実業家。投資家。映画プロデューサー。
兵庫県出身。10代で起業し、実業家、投資家、 映画プロデューサーなどさまざまな分野で多角的に活躍し、現在は投資家として、テレビ東京、オリコン株式会社など数社の大株主となる。著書に『うまくいくリーダーだけが知っていること』 (きずな出版)がある。
著者公式サイト/https://shimamura-yoshihiro.jp/
X/https://x.com/yoshi_shimamura
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