オトナの5分読書 Vol.28

「一生困らない」お金のしくみとは?隣の億万長者が17時になったらやっていること

3. 会社依存を抜け出すための意識改革
~終業後に気の置けない人が集まる環境や土壌を作る~


人が集まればビジネスの流れはいくらでも起こってくる、とお話ししました。

「脱サラ」しなければならないというわけではありませんが、会社から独立して自分で事業を行うことを目指すのが、億万長者になる有力な選択肢です。

そのため、会社依存から脱却し、終業後に集まる「基地」を決めるところから始めるのがよいです。

とはいっても、本書の読者の多くは、「今会社員である」という方がほとんどでしょう。

だからもしも王道での成功ルールを目指すならば、まずは「いつでも会社から独立できる人間になること」を目指すべきかもしれません。

独立するのであれば、会社にいる間にそれができるだけの基盤を創っておかねばなりません。

そこで本書でお伝えしたいのは会社にいながらできる「最強のコミュニティ作り」のノウハウです。

問題になるのは「最初の集まり」をいかに作っていくか。

おそらく読者の中にも、社会で行われている勉強会に参加している方はたくさんいると思います。

けれども、自分が「集まろう!」と声を掛けて、何十人もの人々がすぐに集まってくるという人は少ないのではないのでしょうか?

「そんな積極的な性格じゃないし、みんなが集まる場所を見つけるのも大変だよ」なんて声が聞こえてきそうですが、大丈夫です。

でも「人脈ゼロ」の人だって、数年後にはお店を開業して、連日満員になる。これを実現できるような環境や土壌作りができます。

コミュニティを作るには、まず自由に皆が会い、話せる場所を作ることが出発点になります。


それはファミレスでも良いし、居酒屋でも良いし自分の部屋でもレンタルスペースでも構いません。

コミュニティはすぐにできると勘違いしている人が多いですが、どの分野でも最低3年間は地道に継続することが大事だと考えています。

また、ネットで作りやすいのはあくまでも知人であって、あなたと負荷をかけあい、目標を達成していく仲間ではないことが多いです。

幸せな億万長者が常に求めているのは、知人ではなく“仲間”です。

もっともそこまで行くにはやはり時間がかかります。

これは私の感覚ですが、あなたと一緒にこのコミュニティを世界一にしよう!と本気で思う仲間が3人できれば、そこからどんどんコミュニティは発展していく可能性があります

しかし、そのたった3人の仲間がなかなか集まらないのが、コミュニティ作りの難しいところなのです。

そこで大切なのは、最初は「質」を求めるのではなく、集める人の「数」にこだわること。何事も量から質を生むのです。

4. 会社員の間に絶対やっておきたいこと


「明日、辞表を出しなさい」と言っても、そう簡単にできるわけがない。

だから急ぐ必要はないのですが、会社員の皆さんには、そうした心構えを持っておいてほしいのです。

今の世の中、昔のように会社を「長く続くコミュニティ」として依存することは、かなり危険なことではないでしょうか。

そうではなくても定年はやってきます。人生100年時代、仮に65歳で定年になった場合、あなたは35年間なんらかの収入を得なければならないわけです。


では、会社にいることがすべて無駄かと言えば、そんなことはありません。あなたが今、会社にいるのであれば、ある意味非常にラッキーなこととも言えます。

会社員の間に「絶対にやっておきたいこと」についてお話します。

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