春の風に吹かれて Vol.13

「初任給入ったけど、何も買えない」丸の内・商社勤務の22歳女が直面した、東京一人暮らしの現実

東京の女性は、忙しい。

仕事、恋愛、家庭、子育て、友人関係…。

2023年を走り抜けたばかりなのに、また走り出す。

そんな「お疲れさま」な彼女たちにも、春が来る。

温かくポジティブな風に背中を押されて、彼女たちはようやく頬をゆるめるのだ――。

▶前回:結婚して3年、夫とは仲は悪くないけど、まるで同僚。デートもしてないし夜も…


由佳子(22) 東京の春と私


― そっか。札幌は、今頃桜が開花するのか。

日曜の夕方、人形町にあるマンションの4階。

Instagramを見ていた由佳子は、どこか誇らしい気持ちで微笑んだ。

北海道札幌市で生まれ育って22年。この春上京して、新卒で中堅商社に入ったばかり。

同期は8人いて、み......


この記事へのコメント

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No Name
体はいつもピカピカにしているから自信がある。
表現がキモい。だいたい何なんだ、若いだけの田舎者が「同期のなかでは自分がこの街に一番馴染んでる」とか自画自賛?イタ過ぎる。
2024/04/24 05:4851
No Name
同期達は初任給で両親にプレゼントを買ってるのに由佳子は服&コスメで一瞬にして使い果たした....美容院やら伊勢丹新宿店でワンピやらDiorのコスメやら。で鏡に映る自分を見て高揚感に包まれる😂 美人なだけで東京では一人前になれるとか調子に乗ってるから、バチがあたった感じかな。最終回にふさわしくない話...
2024/04/24 05:2341返信4件
No Name
東京をナメたらダメなのに。 由佳子には1ミクロンも共感出来なかった。この連載は昨日のあの街でどうのこうの連載と内容も文章もよく似ていてどの話も心に響くものは無かった。全話おさらいをちょっと見たけれど印象に残ってる話も無く。今ライター募集をかけてるようなので、次の連載に期待!
2024/04/24 05:5737
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