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すべてを求める欲張りな男と女へ。 『美しくなるレストラン』 Vol.2

ファロ スロータイム

FARO_slow time

土に宿る大地の恵み。今、スローフード再燃!?
大地から届く、取れたての恵みで表現するのは、
カラダが軽くなるほどのシェフの優しい情熱。

Favorite regular

「季節感を意識した食材ありきのメニュー展開を心がけたい」と語る宍倉健太シェフ

大地が創り上げた生命力溢れる食材が、体内の美しさを引き出す

銀座のランドマークとしても知られる東京銀座資生堂ビルに、この春“コンフォート”をキーワードとしたレストランが誕生する。

柔らかな日射しを思わせるオレンジ色の天蓋アートワークや、若葉のようなグリーンを基調とした開放的な空間で供されるのは、季節の“旬感”を切り取った食材ありきの料理。素材のコンディションを見極めたうえでメニューを考案し、最適な調理を施すことに注力するのは、シェフの宍倉健太氏。

「昔は、旬のものを“素”の状態で食べるというのが当たり前だった。ここでは、盛り付けやテクニックで魅せるのではなく、素材の味や、食材が持つパワーをダイレクトに感じてもらえる料理を作っていきたい」と語る。

全国から選りすぐった野菜や肉を使った美味を引き立てるビオワインも用意。フランスやスペイン、チリなどのクセが少なく、飲みやすいタイプをセレクトしている。

『FARO _ slow time』が考える、美しくなるための料理は、我慢を強いるようなストイックなものではなく、自然と日常にとけこみ、生活を豊かにしてくれるものだ。その時期にしか味わうことができない“大地の恵み”をふんだんに使った料理は、ゆっくりとカラダに沁み込み、やがて、生命の源に。

美しく、健やかに生きるヒントは、きっと、この場所にある。

右.国産パプリカのロースト プーリア風¥750。パプリカは、βカロテンやビタミンCが豊富 左上.仔羊肉と春カブの煮込み(写真は2名分)¥2,100 左下.ワイルドサーモンの軽いグリエ サラダ仕立て¥900。天然のサーモンは抗酸化作用が高くアンチエイジングも期待ができる

すべてを求める欲張りな男と女へ。 『美しくなるレストラン』

せっかくの食事なんだから、ちょっと着飾って、空間が"美しい"レストランに行きたい。 そう、毎日の食事で我慢したりするなんてナンセンス。楽しくなくちゃつまらない。 欲張って、美味しいものを食べて、みんなで“美しく”なりましょ。

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