2024.02.19
オトナの5分読書 Vol.17「もっとキャリアアップしたい」「もっと洗練されたオトナになりたい」「もっとモテたい」
そんな上昇志向が強いオトナのために、東カレ編集部が厳選した“ワンランク上の自分になれるための本”を紹介します。
最近活字離れが進んでいる貴方も「5分だけ」読んでみてください!
今回、ご紹介するのは、『心のゾウを動かす方法』竹林正樹著(扶桑社)。
▶前回:一流のビジネスパーソンは飲み物にこだわる。仕事の効率を上げる飲み方のルールとは
▼INDEX
1. わかっちゃいるけど、やめられない
2. 正しい行動ができないのはなぜ
3. 象使いが、象を動かす方法
4. ダイエットを行動経済学の観点から考える
5. 本書のココがすごい!
1. わかっちゃいるけど、やめられない
日本が高度成長期の頃「わかっちゃいるけど、やめられない」というフレーズが流行りましたが、これは人間の習性を的確に言い表しています。
野口英世は留学費用の大半を芸者遊びに使い、福沢諭吉も酒をやめられず、最後は「ビールは酒ではない」という言い訳までしてビールを飲み続けました。
日本を代表する知識人でも『わかっちゃいるけど、やめられないこと』があったということ。
私たちは今でも正しいことを頭でわかっているのに、なかなかその通りの行動ができません。
人の本質はそんなに変わらないため、人の行動を変えることは実に難しいのです。
しかし、『行動経済学』を学ぶと、そんな自分の行動の背景にある共通の習性が見えてきます。
今回は、健康にいいことやダイエットなど『わかっちゃいるけど、できないこと』ができるようになる方法を、行動経済学の見地から紐解いていきます。
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