
40歳手前でFIREしても、子ども3人の教育費は工面できる。5年で完了するという教育費対策とは!?
エンジェル係数という言葉を、ご存知だろうか?
これはエンゲル係数にひっかけたワードで、全消費支出に占める教育費の割合のことを指す。
この連載では、普段絶対に知ることのできない“ある家庭の教育明細”を紹介していく。
他人の家計簿を覗き見して、我が家のエンジェル係数が高すぎないか、答え合わせをしてみよう。
取材・文/風間文子
前回の記事はこちらから
ダブル私立受験時は家計の危機!?年収1,000万未満世帯に起こりうる、3歳差の3兄妹問題
▼INDEX
1. 12歳以下の子どもが3人、父親はFIREした家族の家計簿
2. お金が貯まらないと悩む家庭は、ぜひ参考に
3. FIRE実践者が海外留学にこだわるワケとは?
12歳以下の子どもが3人、父親はFIREした家族の家計簿
【今回の取材対象者】
名前:松沢さん(37歳)
職種:無職
住居:神奈川県葉山市の一戸建て住宅
家族:妻(37歳)、長女(12歳)、長男(10歳)、次女(4歳)
今回話を聞いた松沢さんは、3人の子を持つ父親であり、40歳手前でFIRE生活を送っている。
なんと3人の子どもは、全員小学生以下。ここからさらに教育費がかかってくる年頃であるにもかかわらず、すでに松沢さんは無職の状態なのだ。
では一体、どのようにして家計をまわしているのだろうか。まずは一家の家計簿を見ていこう。
【松沢家の家計簿】
無職であるはずの松沢さん。しかし世帯年収でみると約800万円、手取りに直すと年間620万ほどの収入があるという。これは、どういうことだろうか。
またはアプリでコイン購入をすると読めます