我が家のエンジェル係数 Vol.3

ダブル私立受験時は家計の危機!?年収1,000万未満世帯に起こりうる、3歳差の3兄妹問題

子どもが2〜3歳ともなると多少の物心がつき、遊び友達をほしがる。

親からしたら目が離せない時期を脱却し、わずかな余裕が生まれるタイミングだ。

世の中に3学年違いのきょうだいを持つ家庭が少なからずいるのは、そうした事情もあるのかもしれない。

今回の『我が家のエンジェル係数』では、3兄妹を持つ家庭の教育明細を紹介していく。


取材・文/風間文子


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「世帯年収2,500万超えでも、教育費が足りないかも」と悩む家族。その理由とは?

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▼INDEX
1. 不況の煽りを受けて年収は大幅ダウン

2. 家計の実態は年間200〜300万円の赤字が数年続いた…

3. それでも子ども3人を大学に進学させた、家庭の教育方法とは?


不況の煽りを受けて年収は大幅ダウン


今回取材に協力してくれたのは都内在住の赤松利伸さん(仮名、65歳)だ。現在、仕事は一線から退き、趣味のアウトドアに時間を割いている。

「先日も同世代の知人と、九州の川をカヤックで下ってきました。広い青空の下、雄大な景色を眺めながら己の小ささを知る。とても有意義な時間でした」

そんな彼と妻・香苗さん(仮名・60歳)の間には3人の子ども(祐也くん、美咲さん、綾さん、いずれも仮名)がいる。

特徴的なのは子ども3人が3学年差であること。ただでさえ教育費がかかるうえに、場合によってはトリプル受験という可能性もある家族構成だ。

今回、赤松さんには子どもたちが自立するまでを振り返ってもらったが、決して家計に余裕があるわけでもなかった。

赤松さんは2000年代に大手企業からベンチャー企業へ転職しており、同時期に都内に家も購入している。借入金額は3,000万円で35年ローンだ。

加えて年収も転職直後こそ1,000万円前後だったが、長男の祐也くんが大学受験をする直前には不況の煽りを受け、その額は約650万円に…。

それでも彼は家のローンを払いながら、3人の子ども全員を私立の大学に入れ、卒業までさせた。


ある年の、赤松さん一家の支出内訳

一体、どのように家計をやり繰りしていたのだろうか。さっそく、赤松さん一家の支出内訳を見ていこう...


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