
「将来に何になりたい?」と子どもに聞いてはいけない!?ハーバード生たちに学んだ子育てのルール
「ひろつるメソッド」では、英文の長文読解は本文から読まず、問題文から読みます。
問題文のキーワードを把握して本文中から答えを見つけてくる速読法をマスターします。
精読力と速読力は別モノ。
ロジカルな英文を読めて書けるようになるのに必要なのは、速読力です。
ここに精読の時間をかけることは、無駄なのでなくしているのです。
スキミング=大意と要点をざっくり理解する、とスキャニング=特定の情報だけを探して見つける、この2つの速読に慣れます。
文章の情緒を味わったり、想像力を発展させたりする精読力は、小説や随筆、詩集などの読書で存分に養いましょう。
豊かな読書の時間を子どもには積極的に持たせてあげたいものですが、それは学習に無駄な時間をかけないからこそ生まれるもの。
宿題は丸暗記で「考える力」を伸ばす
私が家庭学習で無くした3つ目の無駄は、「問題を解くこと」。
小学生の頃、娘は、宿題は答えを丸写しし、答えを暗記するようにしていました。穴埋めプリントは、私が答えを教えて空欄を埋めさせて暗記してもらっていたのです。
参考書や問題集も同様。回答集を手元に置いて、空欄に正解を書き込む。そして、正解を丸暗記する。
正解を写して丸暗記することに、考える力が身につかないのではないか、と抵抗を示す保護者は大勢います。
しかし、AIの進化が加速する時代において、答えは調べればすぐに手に入ります。
優先すべきなのは、問題を解くことではなく、知った正解を活用できること。
回答時間を暗記にあてることで、「暗記脳」を養うことができ、丸暗記した基礎学力をベースにして考える力は伸びます。
さらにあまった時間で、子どもはスポーツや音楽アートなど自分の得意を伸ばすことができます。
この記事へのコメント
この本、20年前に出会いたかった(子供はすでに23歳)
安福太郎アナもこういった家庭で育ったのかな?
失敗を恐れずに挑戦する力っていくつになっても大切だよね