我が家のエンジェル係数 Vol.1

学習塾以外に年間300万円以上!?娘が“東大に現役合格”するまでに費やした、教育費の内訳とは

エンジェル係数という言葉を、ご存知だろうか?

これはエンゲル係数にひっかけたワードで、全消費支出に占める教育費の割合のことを指す。

この連載では、普段絶対に知ることのできない“ある家庭の教育明細”を紹介していく。

他人の家計簿を覗き見して、我が家のエンジェル係数が高すぎないか、答え合わせをしてみよう。


取材・文/風間文子

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▼INDEX
1. 宝塚受験に大金を費やした一家

2. 破綻の危機も!?かかったお金の内訳と、その理由

3. 宝塚受験は、不合格…。それでも後悔はなかった?

Case.1 宝塚受験に大金を費やした一家


今回、取材させていただいたのは岩田雅弘さん(仮名、45歳)だ。

岩田さんは東京都在住。だが家庭の事情で、妻は結婚当初から、地方にある実家に住んでいる。ちなみに娘も、高校卒業までは地方にいた。

そのため彼は、休日になるたび地方へ向かうという2拠点生活を送ってきたのだ。

世帯年収は1,400万円。税金や社会保険料等を差し引いた手取り年収額は、約950万円だ。

そんな岩田さん夫婦には、聡美さん(仮名)という一人娘がいる。彼女は現在、東京大学に在籍している。

「娘には2歳半から、週1でバレエ教室と英会話教室に通わせていました。

よく『2歳半だと早過ぎないか』と言われますが、やはりごねることも多く、うまくできないと投げ出すこともありました。

そんなときは無理に参加させず、妻が娘を抱っこして、見学という形で根気よく通わせたものです。

おかげで英会話教室は高校1年生まで続き、英検準1級まで合格しました。

バレエも高校を卒業するまで続け、コンクールへの出場も高校2年まで続けた。子どもとはいえ、競争という世界で多くの挫折を経験して…。

そうした環境でも自分を省みて次に繋げる、継続する力が身についたと思います。

そして6歳からはピアノも始めました。そこはソルフェージュを得意とする教室でしたね」(岩田さん)

それぞれの教室にかけた月謝は、いずれも15,000円程度だ。

また岩田さん夫婦が、学校外活動費として聡美さんに費やしていたのが、学習塾への月謝だ。中学では年間約40万円。高校に入学してからは、年間約60万円。

高校3年生の時には大学受験の対策費用などもかさみ、年間約70万円を費やしている。

「それでも周囲の熱心な家庭と比べれば、そこまで高くはなかったと思うんです。

やはりウチの場合は『宝塚受験』にかけたお金がスゴい。とくに高校3年の時は高くつき、それだけで年間約330万円は費やしたでしょうか…」(同)


大学受験と宝塚受験を、並行させた真意とは


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