2023.07.21
きっと「下北沢」で「名酒場」といえば、まずこの店の名前があがるだろう。
ゆるやかに下る南口商店街を進み、『餃子の王将』『下北沢ロフト』を超えた代沢三差路の手前にある、『都夏 下北沢 本店』だ。
いつ訪れても賑わいに満ち、著名人も足を運ぶというこの店が、下北沢で愛され続ける理由とは?
下北の人々を支えてきた酒場が、32年愛され続ける理由に迫る!
『都夏 下北沢 本店』がオープンした1991年当時の下北沢は、まだどこか下町っぽさが漂い、隣は文房具店だったという。
でも当時から現在に至るまで、「活気と居心地の良さ。それと、野菜をはじめ、素材をシンプルに生かすというコンセプトは、ずっと変わらずに受け継がれています」とは、四代目料理長を務める安本修也さんだ。
【理由1】どんなシーンにも対応するお店の懐の深さがある
オープン当初は現在の半分ほどの席数だったが、隣の文房具店の閉店を機に拡張。
1階はテーブル席を中心にカウンター席を含め約70席。2階はグループや家族連れ利用がメインの座敷席で、実家のようにくつろぐ人が多数。
地元のひとり客から“下北デート”のカップル、宴会まで、客層も利用用途も幅広い。
【理由2】長年愛されてきた名物メニューがある
「あら煮」(390円)といいつつ、身は驚くほどたっぷり。
酒のつまみに、チビチビと食べ続けたくなる。
一番人気の「レンコンの海老すり身はさみ揚げ」(960円)は、エビの風味が抜群。
大葉が程よいアクセントになっている。塩とレモンでさっぱりいただきたい。
惜しみなく盛られた魚介が嬉しい「刺身という名のサラダ」960円。
定番メニューの他に、仕入れで変わる日替わりメニューには、旬の魚や野菜が並ぶ。
いずれの皿もポーションはしっかりあって食べ応えも十分。
【理由3】友達の家を訪れたような温かな接客が心地よい
口開けは平日16時半、土日祝は15時スタートと早く、365日無休の営業スタイルで“いつでも誰でもウェルカム”。
このご時世でも、飲んで食べて5,000円で満足できるのも、“下北”らしくて嬉しくなる。
■店舗概要
店名:都夏 下北沢 本店
住所:世田谷区代沢5-29-16
TEL:050-3184-1930
営業時間:【月~金】16:30~(L.O.22:30)
【土】15:00~(L.O.22:30)
【日・祝】15:00~(L.O.22:00)
定休日:無休
席数:カウンター24席、テーブル44席、座敷58席
今月の『東京カレンダー』は「下北沢という刺激」特集。初めて特集する「下北沢」で大人が楽しめる店だけを厳選してピックアップ。
普段行き慣れないエリアを攻略してこそ、東京の大人だと改めて実感した。「下北沢」は若者だけに遊ばせておくのはもったいない!
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