もう1人の私 Vol.15

「夫の帰宅が早くてウンザリ…」20時に帰ってきた夫の夕食を温めながら、妻が考えていたコト

貴方は、自分の意外な一面に戸惑った経験はないだろうか。

コインに表と裏があるように、人は或るとき突然、“もう1人の自分”に出会うことがある。

それは思わぬ窮地に立たされたときだったり、あるいは幸せの絶頂にいるときかもしれない。

......そして大抵、“彼ら”は人を蛇の道に誘うのだ。

▶前回:「出産後の妻を女として見れない」でも“あるコト”がきっかけで妻への気持ちが復活し…


Vol.15 美香子(28歳)の場合


一時期大きな話題になった『親ガチャ』。

テレビでまた取り上げられているのを見て、夕飯を作っていた私は思わず考え込んでしまった。

有名な大学教授の父と、元CAのモデル体型の母から生まれた私は、側から見たら『アタリ』なのかもしれない。

確かに金銭的にも、そして成績もよか......


この記事へのコメント

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No Name
モデルの仕事が激減、名義を貸したコスメのプロデュースも不発、宴会ホステス?みたいな事でしかお金を稼ぐ事が出来なかった人に、夫は頭の回転が悪いとか言われてもねぇ。自分もだろと思ってしまったわ。いきなり作家活動とか....連載が決まりTV出演やら本を出版やらトントン拍子で上手くいき過ぎて、つまらない。
2023/02/22 06:0456返信1件
No Name
これはさすがに、リアリティゼロで残念。それより稔とストーカー(リカ)がその後どうなったのかを読みたかった。
2023/02/22 05:2948
No Name
東カレでは簡単に作家になれるね。
2023/02/22 06:5129
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