高いステータスを持つ者の代名詞の1つともいえる、都内の高級タワーマンション。
港区エリアを中心とした都心には、今もなお数々の“超高級タワマン”が建設され続けているが…。
では果たして、どんな人たちがその部屋に住んでいるのだろうか?
婚活中のOL・美月(28)と、バリキャリライフを楽しむアリス(28)。2人が見た“東京タワマン族”のリアルとは…?
美月「今年中に結婚して、タワマンに住みたい…!」
六本木一丁目駅から神谷町方面に続くスペイン坂を上っていくと、あたりは急に静かになる。大通りから少し離れただけなのに、気品溢れる静寂が心地よく私たちを包み込んだ。
「ここ、春は綺麗だろうね…」
近くの『成城石井』で買ったワインを片手に、アリスが空を見上げている。私もつられて上を見ると、まだ蕾もついていない桜の木々が揺れていた。
「本当だね。あぁ〜、いいな。私は年内に結婚して、こういう素敵な場所に絶対に住むんだ!」
鼻息荒く話す私を見て、アリスは笑っている。
「それ、去年も言ってなかった?」
「今年は本気なの」
そんな会話をしているうちに、私たちは今日の目的地へと辿り着いた。
仙石山にそびえ立つ、47階建ての美しい佇まい。
レストランやオフィスも入居する有名なタワマン。そんな場所で開催された今日のホムパが、すべての始まりだった。
この記事へのコメント
それ家庭的アピールにもならないし、ポイント高くなる?いやいや低くなるわ。
いつの時代かな。