もう片隅で、凍えないよう Vol.6

近所の男友達と、2人で飲んだ帰り道。マンションのエントランスに夫が立っていて…

きっかけは、1遍のエッセイだった―。

『私の、忘れられない冬』

ライターの希依(28)は、WEBエッセイに自身の過去を赤裸々に綴った。

その記事の公開日、InstagramのDMに不思議なメッセージが届く。

「これって、青崎想太くんのことですよね?LINE、知ってますよ」

平和だった希依の人生が、めまぐるしく変わっていく―。

◆これまでのあらすじ

想太は顕彰から「実は希依のことが好き」と言われ、身を引くことにした。しかし、希依と顕彰が付き合うのを見たくなかったから、シャットアウトするために音信不通になったのだと語った。

▶前回:「お前の彼女、奪ってもいい?」交際3年目の彼女を持つ男が、申し出を断れなかった理由とは?


希衣が想太と再会してから、1週間が経った。

この1週間、想太のことを何度も思い出す。ただそれと同じくらい、顕彰についても考えを巡らせていた。

― まさか、私のことを好きだったなんてなあ。

希依にとって顕彰は、今も昔も貴重な男友達だ。しかし当時の顕彰の気持ちを、希依は......


この記事へのコメント

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No Name
どうしても希依が好きになれない。もう、片隅で一生凍えてろとしか思えない!
2023/01/20 05:4199+返信10件
No Name
何でわざわざ友達の彼氏とディナーする?LINEか電話ですぐ済む話!!
2023/01/20 05:1671返信2件
No Name
希依は結局、想太とヨリを戻したいように思える。まずコソコソ不倫正介にバレて捨てられ、想太と再婚する薄っぺらいハッピーエンドで終わるのか…。どうでもいいわ。
2023/01/20 05:2053返信4件
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