もう片隅で、凍えないよう Vol.7

「元カレとは、もうただの友達」既婚者になった女が、そう思って2人きりでお茶したら…

きっかけは、1遍のエッセイだった―。

『私の、忘れられない冬』

ライターの希依(28)は、WEBエッセイに自身の過去を赤裸々に綴った。

その記事の公開日、InstagramのDMに不思議なメッセージが届く。

「これって、青崎想太くんのことですよね?LINE、知ってますよ」

平和だった希依の人生が、めまぐるしく変わっていく―。

◆これまでのあらすじ

DMは、4人の仲を復活させたくて顕彰が送ったのではないか。そう疑った希依は、顕彰本人に確認するものの、否定されてしまう。その晩、希依は親友の咲から「想太が彼女と別れた」と聞き…。

▶前回:近所の男友達と、2人で飲んだ帰り道。マンションのエントランスに夫が立っていて…


親友・咲からのLINEメッセージを読んで、希依は「え…」とつぶやいた。

『咲:想太、彼女と別れたらしいよ』

お湯張りをしているバスルームの中で、立ち尽くす。

― 想太…一体なにがあったのかな。

名前も顔も知らない想太の彼女を想像し、思いを巡らせていると、咲から......


この記事へのコメント

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No Name
DMの送り主なんてもはやもう誰でもいいし、くだらないんだけど。
この話は結局不倫に繋げたいの? 夫に嘘ついてちょくちょく元彼と2人で会ってたらすぐ疑われると思うよ。
2023/01/27 05:2189返信3件
No Name
希依はなんでまた想太と二人で会ったりするんだろう? 未練がましいし、結局は想太に好きだとか言われたいんでしょう? 
2023/01/27 05:1875返信5件
No Name
正介以外全員戯け! 
2023/01/27 05:4144返信2件
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