もう片隅で、凍えないよう Vol.2

結婚していても、忘れられない人はいる。元カレに、4年ぶりにLINEを送ってみると…

きっかけは、1遍のエッセイだった―。

『私の、忘れられない冬』

ライターの希依(28)は、WEBエッセイに自身の過去を赤裸々に綴った。

その記事の公開日、InstagramのDMに不思議なメッセージが届く。

「これって、青崎想太くんのことですよね?LINE、知ってますよ」

平和だった希依の人生が、めまぐるしく変わっていく―。

◆これまでのあらすじ

ライターの希依は、大学時代から3年付き合った元カレ・想太との思い出をエッセイに綴った。エッセイが公開された直後、見知らぬアカウントからInstagramのDMが届く―。

▶前回:「もう無理」と、イブに突然フラれた女。数年後、謎のDMが届いて…


『この「彼」って、青崎想太くんのことですよね?』。

突如届いたDMを、希依は何度も読み返した。

「急にDMしてきたけど…この人、いったい何者なの?」

恐怖に顔を歪めながら、送り主のプロフィールを確認する。アカウントを開いてみると、アイコンは黒一色の画像だ。しかも投稿......


この記事へのコメント

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No Name
想太が生きててしかも元気ならもうそれでいいよ。直接会って話す事なんてないでしょう!会う必要もないし。
2022/12/23 05:2282返信3件
No Name
何故だか、希依にイライラしてしまう。
2022/12/23 05:2560返信1件
No Name
直接会うのはダメ。
会う必要もない。
2022/12/23 05:3258返信6件
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