“港区らしい”おしゃれなデートができる店4選!大人が愛する鉄板レストランはここ!

3.気ままなムードでワイン片手に酔いしれる@白金
『ロッツォ シチリア』


白金にありながら、どこか下町の匂いがする四の橋界隈。この地で長年絶大な支持を集めるのが『ロッツォ シチリア』だ。

バル感覚の気軽さながら、料理は本格派。和やかな喧騒に包まれれば、時の流れを忘れてしまう。

ワインにピタリと寄り添う郷土料理の数々。常連たちの醸し出す雰囲気も洒落ている!


好きな時間にふらりと立ち寄れて、その日の気分で食べたいものをアラカルトで食べたいだけ選ぶ。もちろん、堅苦しい時間制限などはなし。

夕暮れから夜更けまで、ひとりでワイン片手に前菜数種をつまんでパスタで〆るも良し、デートで前菜からメインまでひと通りをシェアするも良し。

さて、今日は何を食べようかと、ズラリと並んだメニューを前にあれこれ悩む。

そんな忘れかけていたレストランの楽しみ方を、今改めて思い起こさせてくれる貴重な一軒なのだ。

白金高輪駅から徒歩5分。ガラス窓には、“地元”サッカーチームのユニフォームが掲げられている。BGMは、大いに飲んで、語り合うゲストのさんざめき。予約なしでも入れるようにと、カウンター4席は常に空けておくそう


店内は食べ慣れた大人たちのざわめきで満ち、どこか上質なムードが漂う。

「若いお客さまもいらっしゃいますが、基本的に年齢層は高め。40〜60代の方が中心ですね」と、笑顔を絶やさぬオーナーソムリエの阿部 努さんは言う。

痒いところに手が届く阿部さんのサービスに、シェフ・中村嘉倫さんが繰り出す料理の気取らないストレートな美味しさが、完璧に融合する。

多くの客がオーダーするのが、「イワシとウイキョウのパスタ」。口の中でほぐれるイワシとウイキョウの豊かな風味が、手打ちパスタに絶妙に絡む名物だ。

変わらぬ逸品「イワシとウイキョウのパスタ」

シチリアでは最もポピュラーな“マンマの味”。手打ちのショートパスタ、マッケローニは一度冷凍することで、モチモチの食感をさらに際立たせている。2,600円


他にも「茄子のカポナータ」など、シチリアそのままの味にこだわる定番から、五島列島直送の天然クエの活け〆といった日本ならではの鮮魚を駆使した皿まで、中村さんの料理はまさに融通無碍。

混雑時でもランダムに入る注文を的確に伝える阿部さん、それに阿吽の呼吸で応える中村さんと厨房スタッフの面々。その連携プレーは実に見事だ。

渋谷『トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ』時代を含め、20年来の盟友だという阿部さんと中村さん。このふたりの深い絆こそが、この店の生命線である。

そして、そこから生み出される活気こそが、『ロッツォ シチリア』の魅力であり、大人の男女を惹きつけるオーラに他ならない。

迷ったら聞いてほしい!料理を引き立てるお酒 Best3


ワインもシチリア中心で右から、魚介に合わせると最高な白「カンティーネ・グリーノ」、エレガントな後口の白「ドゥラットレ カタラット」、スミレや金木犀の風味がする赤「フラッパート」などが人気。グラス 1,200円~。


フレンドリーかつ節度を守った阿部さんの接客は、まさに軽妙洒脱。

『トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ』時代から、20年来の盟友だという中村シェフとは、阿吽の呼吸だ。

~注目!リアルな口コミ~
力強いアラカルトと美酒に酔いしれる夜


活気あふれる厨房前のカウンターが特等席。

店の隣には離れがあり、入れなかったお客さんをスマートに案内していた。

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