神楽坂という美食エリアに、会員制かつ完全個室の秘めたる鮨店が昨年オープンした。
1日限定2部屋のみのカウンター個室、という並々ならぬ特別感が、とにかく鮨デートに効くと話題に。
本日は、神楽坂を知り尽くした鮨ツウにしかまだ知られていない新店の魅力に迫る!
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
華やかなプレゼンテーションに早速心を掴まれる!
約1年前、神楽坂駅からすぐの場所に会員制の鮨店がオープンした。駅に近いが、誰にも気づかれない秘密の扉の向こう側にある。
この新店『鮨 青天霹靂』が、この名を名付けられたのは、会員制の焼肉店『新進気鋭』のオーナー・塚原和樹さんが鮨を手掛けるという意外性から。
価格の違うコースを提供する2つの個室からなり、いずれも貸し切り利用のみ。
「矢越大将部屋」は4名から5名、「阪本部屋」は2名から4名で予約可能なので、デートはもちろん、接待や食事会など幅広いシーンで利用できる。
かなりの鮨ツウである塚原さんが、全国の名だたる鮨を食べ歩いた経験を生かして作った同店は、仕入れる魚はハイレベルで、用意する日本酒のラインナップも魅力的だ。
漆黒の空間が艶やかさを演出する「矢越大将部屋」
和食出身の矢越大将のコースは、割烹料理から始まる。
盛り付けが美しい料理6~8品と握り14貫の豪華なコース。矢越大将部屋なら、つまみも握りも充実だ!
おまかせコース 22,000円。
「小肌」は、脂がのった天草産を使用。
北海道産のまぐろの「トロ」。しっとりとのった脂が口の中でとろける。
「お造り盛り合わせ」はエビの酒蒸し、エビの頭の唐揚げ、太刀魚の炙りを葉の上に美しく盛る。
活きたアワビを酒で酔っぱらわせて、サッと火を入れ柔らかく仕上げた「アワビの柔らか煮」。
上にカツオ出汁のジュレとうにをのせる。