華麗なる転職~年収1,000万超の道~ Vol.4

転職希望者のほとんどができていない、自分の本音を見抜くための自己分析


前回までのあらすじ―

取材を口実に転職ノウハウを学び、自らも年収1,000万円超えの転職を夢見るオツミン(東カレWEB編集部員)。

年代によって企業が求めているものは違い、それに応じた「軸」が必要だということを理解した彼女だったが、それでは不十分だという。

2人の凄腕ヘッドハンターが転職において重要だと言う「自己分析」と「企業分析」とは果たして何をするのものなのか。

前回の記事はこちらから
「35歳限界説」はもう古い。プロが語る20代~50代までの世代別・失敗しない転職戦略

教えてくれるのはこの2人!

丸山アレクサンダー氏

外資系ヘッドハンティング企業で東南アジア地区600人のトップに立ち、アジアレコードを樹立した経歴を持つ凄腕ヘッドハンター。現在は独立してTM Agency, Inc.を経営。金融・FinTech・IT・コンサルティングファームを中心に、正社員・業務委託・派遣の支援をしている。

森本千賀子氏

獨協大学卒業後、リクルートに入社。人材採用コンサルティングを推進。2012年NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」出演。2017年株式会社morich設立。採用支援を中心に、企業の課題解決に向けたソリューションを幅広く提案。理事・社外取締役等も務め、パラレルキャリアを意識した多様な働き方を体現。Web連載のほか『本気の転職』など著書も多数。2022年2月には日経新聞夕刊「人間発見」の連載にも取り上げられる。

オツミン
東カレ WEB編集部員 迷える転職子羊

▽INDEX

1. 「敵を知るにはまずは己から」は転職にも当てはまる!自己分析の重要性

2. 転職における自分の「軸」を知るために、まず作ってみるべきものとは?

3. 企業が求める人材を見極めるには、こんな情報が使える!


「敵を知るにはまずは己から」は転職にも当てはまる!自己分析の重要性


【質問】
今日は満開の桜を愛でながら職場の飲み会です。

ある程度盛り上がったところで上司が酒が無いから誰か買ってこいと言い出しました。
貴方なら、どうしますか?

1、「自分で買ってこい」と言う
2、「私が買って来ます」と手を挙げる
3、「無視」
4、「違う話題」を上司に振る

乙見:う〜ん、私なら「2」かな。

『2を選んだ貴方は、褒められることに喜びを感じるタイプ』か、ふむふむ。

『向上心や自己顕示欲が強く、出世願望もかなり強いのでしょう。時に周囲のアドバイスにも耳を貸さない一面もありますが、頑張れば人の上に立てる素質も持っているようです』。

上に立つ素質あり…これは年収1,000万円も夢じゃないってことかも!

森本:乙見さん、1人で何をそんなに盛り上がっているの?

乙見:(ギクっ)、いや、あの、自己分析をやってみようかなぁと…。

丸山:やる気があることは良いと思いますが、方向性が合っていないと堂々巡りになりますよ。

森本:そうですよ。転職においては心理テストよりも、いかに求人先に自分を効果的にアピールできるかが重要です。そのためには自分をより客観的に評価し、求人先のことをよく知る必要があります

乙見:それが「自己分析」と「企業分析」ですね。

では、まずは自己分析について、具体的に何をすればいいんでしょうか?

丸山:その説明をする前に、もう少し自己分析の目的を理解した方がいいかもしれません。それほど自己分析って転職活動においては重要なんです。

くどいようだけど転職は仕事先が変わるだけじゃなく、その後のキャリアにも影響してきますし、年収や果てには私生活にも影響してくる

にもかかわらず、転職を望む多くの人は「転職をして何をしたいのか」を聞かれても曖昧にしか答えられない。ではなぜ転職したいのかを深掘りしていくと、大抵は「職場の不満」にいきつく。

なかには転職するために100社くらい応募したという候補者もいます。

単にショットガンスタイルで企業に履歴書・職務経歴書を送りまくって、そのうちどこかの企業が自分のことを気に入ってくれるだろうから、そのなかで条件の良いところを選ぼうというわけです。

乙見:とりあえずデートできれば誰でもいい、恋愛のマッチングアプリでよくある残念なパターンと同じですね。

丸山:その通り。いかに表面的なプロフィールを取り繕って社交辞令を並べても、当然ながら、そういう人には「軸」がない

求人先の企業からしたら、「あなたは条件さえ良ければ我が社じゃなくても、どこでもいいんでしょう」と評価されて“おしまい”です。

森本:選考段階や面接において、企業は候補者が「何ができるか」以上に、「何をやりたいのか」「何にチャレンジしようとしているのか」、その熱意や目的意識も評価しています

そのニーズに対応するためには感情論だけでなく、経験やスキルに基づいた具体的根拠が不可欠で、自分のことを冷静にアピールできるように準備が必要になります。

乙見:たしかに「何がやりたいのか」を言葉にしようとしても、自分のことなのに、すぐには具体的に出てこないものですね。

自分が「なぜ転職したいのか」、「この転職で何を実現させたいか」、そういった「軸」を明確化させるためにも自分の本音やこれまでのキャリアと向き合うことが必要ってことか。

森本:そこが明確でないままだと、自分のアピールどころか、無数にある求人からどの企業が自分に適しているかを選ぶことさえできないでしょう。

乙見:自己分析は転職先の企業選びにも影響してくるんですね…。

森本:そうなんです。求人の募集要項をみても「自分は何がしたいのか」が明確にわからなければ、目先の条件や待遇ばかりを追い求めてしまいがちです。

それで仮に転職できても、やりたくないことばかり、こんなはずじゃなかったという結末が待っているだけ。

乙見:(…私は、なんで年収1,000万円が目標なんだろう?)

あの、自分の本音を知るために、自己分析をするにはどうすればいいのか教えてください!


この記事へのコメント

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No Name
新卒の時に必死で自己分析したなあ…今やるとやっぱり価値観とか変わってくるのかな
2022/04/03 05:325返信1件
No Name
恋愛も転職も、自分と相手のことをよくわかってる人が強いんだな、、
2022/04/03 05:104返信2件
No Name
周りでも、「転職したい」ってずっと言ってる人ほど自分が本当にやりたいことがわかってない気がする。それで結局うまくいかないからずっと転職活動続けてるんだろうなって今日の記事読んで納得した
2022/04/03 08:374返信1件
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