愛しい我が子の育児と、やりがいのある仕事。
多忙ながらも充実した日々を送る、働くママたち。
…けれど、そんなキラキラした“ママ”たちの世界には、驚くほど深い嫉妬と闇がうずまいているのだ。
ある日、1人の幸せな女性に、得体の知れない悪意が忍び寄る―。
悪いのは、一体ダレ…?
◆これまでのあらすじ
家族とともに幸せな日々を送っていた北山麻紀だったが、自身の会社のSNSへ届く誹謗中傷に悩まされるようになる。
弁護士の宮城に相談するも、誹謗中傷は簡単に止められない事実に愕然とする。さらに、このことは保育園のママたちの間でも噂になっているようで、得体の知れない悪意に恐怖を覚えるのだった。
▶前回:「わざと避けられた?」ママ友のそっけない態度に驚く女。SNSの誹謗中傷が格好のネタになっていて…
ガラガラガシャンッ!!
壮大な音を立てて、食器が床に落ちて割れた。夕食の支度をしていた麻紀が戸棚の方を見やると、息子の海が「やっちゃった…」という顔をして呆然としている。
「ちょっと、海!大丈夫!?」
一番のお気に入りの皿が無残な姿となっているのを見た麻紀は、「今日......
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この記事へのコメント
もういいかな…このお話。読んだ後どっと疲れる。
ママは何もしてないんだけど、嘘つきがいて困ってる
とか子供に言うなよ。