これは男と女の思惑が交差する、ある夜の物語だ。
デートの後、男の誘いに乗って一夜を共にした日。一方で、あえて抱かれなかった夜。
女たちはなぜ、その決断に至ったのだろうか。
実は男の前で“従順なフリ”をしていても、腹の底では全く別のことを考えているのだ。
彼女たちは今日も「こうやって口説かれ、抱かれたい…」と思いを巡らせていて…?
▶前回:モラハラ夫に耐えかねて、家を飛び出した30歳妻。1ヶ月後、自宅に戻った女が見てしまったモノは…
ケース15:20代の最後に、大きな決断をする女・椎名一葉(29歳)
「ほんまにごめん」
深夜3時。突然マンションの呼び出し音が鳴った。玄関を開けると、付き合って2年になる雄輔が息を切らして立っている。
「…子どもができたんだ」
― えっ。今、なんて言った?
いきなりの発言に驚き、思わず自分のお腹に手をやる。…私は妊娠などしてい......
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この記事へのコメント
無駄に抱かれなくて正解。
「子供できてなかった。嘘つかれて。」
も、本当かどうかわからない。 女性をバカにするのも大概にして欲しい、土下座野郎!