東京オリンピックでスポーツに沸いた2021年に、アスリートと芸能界の橋渡し的存在として、メディアやSNSで活躍を見せた武井 壮さん。
そんな武井さんを渋谷にある気鋭のフレンチにお招きして聞いたインタビューを、今日と19日(水)の2回に渡ってお届け!
港区在住だけに食にも詳しく、プライベートで通うという一軒も教えてくれた。
【前編】
■武井さんが語る、芸能界、スポーツ界で目指すものとは
■プライベートで通う、港区のしっぽり和食店
【武井 壮とスポーツ界】有名になって豊かになりたい。選手が輝くために尽力するつもりです
〝百獣の王を目指す男〞という不動の肩書に2021年、新たに加わったのは〝日本フェンシング協会会長〞。このオファーには自身も驚きを隠せなかった。
「スポーツ団体の協会の長として東京五輪に携わって、それも金メダルとは、思いもよらなかったですよね。でも、就任1ヵ月で金メダルという宝物をもらった以上、もうやるしかない。
フェンシングをメジャーにするというのは当然、期待されていることだと思うけれど、それ以上に選手が輝くためのサポート、輝ける場所を増やすことに尽力するつもりです」
この秋オープンしたばかりの気鋭のフレンチ『jinen.』にお招きすると、のっけから熱い想いをぶつけてくれた武井さん。
自らもアスリートであるからこそ、〝有名になって豊かな暮らしをしたい〞というスポーツの世界に生きる選手たちの気持ちを理解できるし、自分がそういった姿を見せていきたいという。
その一環として、若手アスリートを食事に連れていくことも多いそうだ。
よく行く店を尋ねると『グルマンディーズ』に『誇味山』、『鮨 さいとう』、『蕎ノ字』と名店がズラリ。「たまたまです」と謙遜するが、驚くべきラインナップだ。
お店への予約は誰に任せることなく自分で。そこには連れていった人間に満足してほしい、というおもてなしの気持ちがあるという。
【武井 壮の次なる野望】欲は尽きない。自分の心に従って、最適な場所を見つけたい
武井さんが目指すこの先と、現代を生き抜くためのアドバイスについても教えてくれた。
「僕はまだ最終形態じゃない。ゴルフでプロになる目標もあるし、ハリウッド映画にも出たい。欲は尽きません。だからそれに向かって、やるべきことをしているだけ。
大事なのは自分の心の奥にある想いをちゃんと理解して、それに従い、気持ちいい場所を見つけること。僕にとってそれが芸能界であり港区だったように」
野心を隠さず、夢を叶えるために努力し、決して現状に甘んじずさらなる高みを目指す男。その上、口が堅い。それって、究極のモテ男だ。
2022年も間違いなく彼から目が離せない。