抱かれた夜、抱かれなかった夜 Vol.6

妊娠検査薬に、うっすら赤い線が入って…。33歳で子どもを授かったことに気づいた女が、狼狽した理由

これは男と女の思惑が交差する、ある夜の物語だ。

デートの後、男の誘いに乗って一夜を共にした日。一方で、あえて抱かれなかった夜。

女たちはなぜ、その決断に至ったのだろうか。

実は男の前で“従順なフリ”をしていても、腹の底では全く別のことを考えているのだ。

彼女たちは今日も「こうやって口説かれ、抱かれたい…」と思いを巡らせていて…?

▶前回:「付き合う前に、絶対お泊まりしたい」変わったこだわりを持つ女が、3回目のデートで男に迫ったら…


ケース6:思いがけない妊娠に戸惑う女・高橋日菜子(33歳)


「うそでしょ…」

私は自宅のトイレで便座に座り込んだまま、呆然と口に手をあてた。

うっすらと浮かび上がる赤い線。震える指先でスマホを手にとり「妊娠検査薬 偽陽性」と検索する。

事実を書いているのかどうかよくわからないサイトの中から、できるだけ自分に都合のいい情報を選......


この記事へのコメント

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No Name
イマイチかなぁ…中途半端に終わった。
せめて章二の反応位は有っても良かったんじゃないかな?勿論、前向きな反応ね。
2021/12/23 06:3483返信1件
No Name
うーん、今日の内容は若干薄っぺらかったかなぁ…
一線を越えるのが早過ぎたし。お母さんの日菜子なら大丈夫が色々な意味に取れるし…
2021/12/23 05:5059返信4件
No Name
この場合、章二が避妊するべきなのでは?
褒めて持ち上げて雑に扱った若僧に分からせてはやろうよ。
2021/12/23 05:3855
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