私の年下くん Vol.6

ソファでキスくらいは覚悟していたのに。男がすぐに帰って悶々とした女は…

女にとって、経験豊富な年上男性は魅力的に映る。

だが、その魅力ゆえこだわりの強いタイプが多く、女は年を重ねていくうちに気づくのだ。

― 頑張って彼に合わせるの、もうしんどい…。

年上ばかり選んできた女が、自然体でいられる相手は一体どんなタイプの男なのだろうか?

これは、アラサー独身女がこれまでの恋愛観をアップデートする物語。

◆これまでのあらすじ

12歳年下のプロサッカー選手・颯と付き合い始めた多佳子。NYから帰国した男友達・一樹と2人で食事に行くが、そのことで颯が不機嫌となる。多佳子と颯は電話で無事仲直りするが、彼から「部屋に行ってもいい?」と提案されて…。

▶前回:「LINEが既読にならないから…」年下彼氏の子どもっぽい対応に、年上彼女が思ったコト


Vol.6 気がつけば、彼のことを考えてばかり


颯との通話中、彼の話す声の向こうからゆったりとしたヒーリング系の音楽が聞こえてくる。

「颯くん、何聞いてるの?」

「部屋に行ってもいい?」という、彼の予期せぬ言葉に驚いた私は、聞きなれない音楽に乗じて話をそらすことを試みた。

「あ、これ?試合の後って、神経が高ぶって......


この記事へのコメント

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No Name
颯何しに来た?
他人の家に来てタブレットでプレーチェックとか失礼だから。
失敗したって大いに失敗してるよ。
2021/12/09 05:1289返信5件
No Name
多佳子は、何するにも年下の彼なら…大人の女性はとか…年齢にとらわれすぎてるから、こんな人は普通に同い年かちょっと年上の人と付き合う方が楽だと思う。この2人うまくいかない。
2021/12/09 05:1571返信1件
No Name
多佳子も意味不明に動揺するし、颯は何しに来た?状態だし。なんなんだ…
2021/12/09 05:1254返信6件
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