年収が上がるのに比例して、私たちはシアワセになれるのだろうか―?
ある調査によると、幸福度が最も高い年収・800万円(世帯年収1,600万円)までは満足度が上がっていくが、その後はゆるやかに逓減するという。
では実際のところ、どうなのか?
世帯年収3,600万の夫婦、外資系IT企業で働くケンタ(41)と日系金融機関で働く奈美(39)のリアルな生活を覗いてみよう。
◆これまでのあらすじ
3歳の息子の教育について悩む奈美は、解決策として夫から米国カリフォルニア州への移住を提案された。しかし、奈美は仕事を辞めることは考えられず答えを出せずにいた…。
▶前回:『福翁自伝』を読んでお受験 or 年間400万払ってインター?無謀な選択肢に戸惑う妻
Vol.4 子どものためにキャリアを諦める!?
「ケンタ、私、今日出社するから!」
夫から米国行きを提案された10日後。
朝一のメールチェックを終えた奈美は、リビングにコーヒーを取りにきたケンタに声をかけた。
「そうなんだ。てか、このご時世に何でわざわざ出社するの?」
「夕方に久々に対面のアポがあるんだ。あ......
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
ドメは相変わらず…
毎週毎週、本当に気分悪くなるわ!!!
シッターさんから翔平ちゃんが怪我したとかいなくなったとか言われたのかと思ったら…全然違った。