本当に怖い、女の話 Vol.3

女・28歳が生活を切り詰め、ビットコインを売却してまで年下男を抱く理由

『嫉妬こそ生きる力だ』

ある作家は、そんな名言を残した。

けれど、常に上を目指して戦う東京の女たちに、そんな綺麗事は通用しない。

”嫉妬”。

果てしなくどす黒い感情は、女たちを思いもよらぬところまで突き動かす。

ときに、制御不能な域にまで…。

静かに蠢きはじめる、女の狂気。

覗き見する覚悟は、できましたか?

▶前回:「このご時世に海外渡航…?」奔放なノマド女子にドン引きのお嬢様が、パパにした残酷な”おねだり”


出し抜く女


― 美人は生涯で3億の得をする。

まことしやかに囁かれる、この都市伝説。

本当に3億も得をするのか、金額の信ぴょう性は定かではないが、美人が得をするのは間違いないように思う。

愛莉と知り合って、私はその事実を目の当たりにしたのだ。

愛莉とは、とある飲み会で知り合い意気投合した。初対面のときから美人な子だなぁとは思っていたが、彼女の生きる世界線は私とはだいぶ違っていた。想像以上に。

「明日、なんか有名な経営者の人たちと飲むんだけど、来ない?」

「そういえば昨日、『三谷』連れてってもらっちゃった!」

彼女からのお誘いや、彼女の口から飛び出す情報は、私の日常ではちょっと起こりえないものばかり。

だから、彼女と仲良くなれたことは初めはとても嬉しかったのだが…。

あることをきっかけに、私は彼女をこんなふうに思うようになった。

― …顔だけの女が。

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