賑やかな雰囲気の中、手の込んだフランスの家庭の味やイタリアの大胆な料理を嗜む。
肩肘張らない普段着デートといえば、ビストロ&トラットリアがおすすめだ。
海外に訪れることが難しい昨今、本場さながらの空気感はふたりの気分を高揚させる。ワイン好きな彼女なら尚更で、スタッフとのやりとりも魅力的なのだ。
店の数も多く競争原理も働くため、コスパの高さも魅力。
今回は、盤石な人気を誇るビストロ&トラットリアを厳選して紹介する。
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
1.引き算が生むビストロ料理で、美食家たちの期待を背負う
『グルマンディーズ』
西麻布の雑居ビルに潜む隠れ家ビストロ『グルマンティーズ』。
ここには店名通り、名うての〝食いしん坊〞が夜な夜な集う。
ストレートにしてシンプル、引き算の料理を身上とする長谷川北斗シェフが繰り出す一皿ひと皿に魅せられてのことだろう。
店内にパリのセンスを散りばめた、隠れ家らしい小さな造り
コースの目玉はなんといってもメインのステーキ。肉はシェフの地元である兵庫の三田牛だ。
もも肉を独自の手法で焼き上げたステーキは、真紅の断面が美しくその一片を頬張れば、豊潤な肉汁が舌を潤す。
それでいて「和牛のステーキは赤身7割、サシ3割のバランスがベスト」というこだわりゆ......
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