あなたは恋人に、こう言ったことがあるだろうか?
「元カレとはもう、なんでもないから」
大人に”過去”はつきものだ。経験した恋愛の数だけ、過去の恋人が存在する。
だから多くの人は、1つの恋を終わらせるごとに、その相手との関係を断ち切っているだろう。
しかし “東京のアッパー層”というごく狭い世界では、恋が終わった相手とも、形を変えて関係が続いていく。
「今はもう、なんでもないから」という言葉とともに…。
◆これまでのあらすじ
婚約者の健作と会社の後輩である雛乃が、元恋人同士であることを知ってしまった千秋。しかし2人は「今はなんでもない」と言い張り、友達の関係を続けているのだった。
モヤモヤする千秋は、思わずLINEで“ある人物”に助けを求め…?
▶前回:職場の後輩女子が、なぜか彼氏と知り合いだった。疑心暗鬼になった女は2人を会議室に集め…
「なるほどね~。可愛がってる職場の後輩が、婚約者の元カノでした、と」
「うん…」
「しかも2人はいまだに仲が良くて、友達付き合いを続けてる。中高時代に付き合ってただけで、今はもうなんでもない、と」
ストッケのハイチェアが置かれたダイニング。山積みにされた小学校お受験......
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この記事へのコメント
心を読めない私立のおぼっちゃまとは、生涯添い遂げられないから、辞めた方がいい。
菊田ってやつはいろいろヤバいよ