セルフ・ラブ~20代女子の矛盾~ Vol.7

独自の価値観と世間の基準、どちらを取る?「セルフ・ラブ~20代女子の矛盾~」全話総集編

結婚・出産・転職。

20代には人生を大きく変えるイベントがぎゅっと詰まっている。

そんな大きな決断をまえにすると、多くの人は悩む。

世間一般で言われる“幸せ”と、「わたしはわたし」と考える“セルフ・ラブ”はズレるから―。

これはさまざまな葛藤を抱えながら、自分だけの正解を見つけようともがく、20代女子の内面を描いた物語。

「セルフ・ラブ~20代女子の矛盾~」一挙に全話おさらい!

第1話:「男は日替わりカクテル」の27歳女子が見つけた、ニューノーマルな真剣交際とは?

「リコちゃんは、彼氏いなくても20代を謳歌してるじゃない。さ、仕事に戻るよ!」

今日絶対に残業できない私はコーヒーブレイクを早めに切り上げ、席に戻った。

今夜、仲のよい同僚とずっと行きたかった白金のフレンチを予約している。有名シェフが独立したというその店は、ワインを飲めば、軽く3万は超えるだろう。

時間もお金も、自分の好きなように使える。ときどき寂しくなったら誰かに連絡すればいい。この自由を、どうしても手放したくないのだ。

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第2話:「結婚したいのに妥協できない」26歳こじらせ女子が手放した、理想の相手の条件とは?

小さい頃から、大人になったら周りに自慢したくなるくらい大好きな彼と結婚して、温かい家庭を築くものだと思っていた。

けれど、今は違う。そんな相手と結婚できる人なんてどれくらいいるのだろうか。

結局、いろいろなところでよく耳にするけど「結婚は妥協」なのかな。

第2話の続きはこちら

第3話:望めばいつでも結婚できると思っていた…。”若妻ステータス”に取り憑かれた女の末路

結婚は、キャリアもある程度成功し、男遊びもし尽くして、そろそろ落ち着こうと思ったタイミングでするもの。

だから、若いうち、とりわけ今の私の年齢で結婚は考えられない。そう思っていた。

けれど最近、同年代の中で静かに存在が大きくなってきた“若妻ステータス”。

私の決して揺らがないと思われた価値観も、じわじわと侵され始めていた。

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第4話:「自立しすぎたこじらせ女」を好む激レア男。彼が隠し持っていた衝撃の本性とは?

どんな幸せも、自分で自分を幸せにできた上で成り立つもの。誰かに幸せにしてもらおうと望むものではない。

そう思ってきた。

けれどもし、好きになる男性は決まって「隙のある家庭的な女性」がタイプだったら?

自分が目指すキャリアと、好きな男性が望む女性のキャリアが一致しない場合、どうすべきなのだろうか。

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第5話:彼氏がいながら“アップグレード版”を探す女。乗り換えた彼との予想もしない結末とは?

結婚は確実にしたい。だから彼氏と別れるつもりはない。

けれど、もっと良い人がいるのではと考えてしまうのは自然なことではないだろうか。

彼氏と並行しながらもっといい人を探すことができたら?

アップグレードした新しい彼氏に乗り換えられたとき、もっと幸せになれるに違いない――。

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第6話:ロジックだけで結婚できる?ドキドキを捨てた女が持つ、忘れられない過去とは

昔から、専業主婦になって家事や育児に専念するのが夢だった。

キャリアには全く興味がなく、裕福でなくて良いから、とにかく働きたくなかった。

頑張れば手の届いた早慶ではなく、あえてMARCHを選んだのも高学歴男性に選んでもらうため。

このままいけば順調に20代前半で結婚できると思っていた。

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