結婚・出産・転職。
20代には人生を大きく変えるイベントがぎゅっと詰まっている。
そんな大きな決断をまえにすると、多くの人は悩む。
世間一般で言われる“幸せ”と、「わたしはわたし」と考える“セルフ・ラブ”はズレるから―。
これはさまざまな葛藤を抱えながら、自分だけの正解を見つけようともがく、20代女子の内面を描いた物語。
これまでは「身体の関係だけで十分」と考えるミア、結婚を夢見るこじらせ女子マイ、“若妻ステータス”に取り憑かれたレイカを紹介した。
そして今回お届けするのは、家庭に入って欲しいと言いそうなハイスペ男性がタイプな、拗らせ女子のストーリー。
▶前回:望めばいつでも結婚できると思っていた…。”若妻ステータス”に取り憑かれた女の末路
File4 工藤マキ(27) 大手IT企業勤務の場合
どんな幸せも、自分で自分を幸せにできた上で成り立つもの。誰かに幸せにしてもらおうと望むものではない。
そう思ってきた。
けれどもし、好きになる男性は決まって「隙のある家庭的な女性」がタイプだったら?
自分が目指すキャリアと、好きな男性が望む女性のキャリアが一致しない......
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この記事へのコメント
プライド保つ為に臭い物に蓋をしたかもしれないけど、後々トラウマになって他の恋愛にも進めなくなりそう。。
_____ピロン や ”お互い以外の予定“ などはある意味斬新な表現? web小説ならではかな。