「愛ではなく、金目当てで結婚するのは女性だけだ」という考えは、もうひと昔前のものなのかもしれない。
男にだって“玉の輿願望”があると、私たちはなぜ気づかなかったのだろう。
これは逆・玉の輿で成り上がりたいと願い、夫婦になった男と女の物語。
あなたの周りにも、逆玉狙いの男がいるのかも…?そこのお嬢さんも、どうぞお気をつけて。
▶前回:7,000坪を所有する地主の娘。資産目当ての男と結婚を決め、夫が不貞を働いても気にしないワケ
弁護士であり、代議士の公設第一秘書でもある了(35)
「ただいま」
「パパ、おかえり~!」
仕事を終え、自宅マンションに到着したのは20時少し前のこと。帰宅した僕の姿を見た娘は、嬉しそうに足元へじゃれついてくる。
もうすぐ4歳になる史華が起きている時間に帰宅することは、ごく稀なのだ。
史華の横で、妻の香奈も「良か......
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この記事へのコメント
で、今は代議士の公設秘書?
何でわざわざそんな設定にしたんだろう?