2021.06.30
日本最高峰の技術&ホスピタリティに審査も紛糾!気になる優勝者は…?
大会1日目の1stチャレンジはオランダで作られているプレミアムなウォッカ「ケテル ワン」を使ってカクテルを作る「Ketel One Challenge(ケテル ワン チャレンジ)」。
2ndチャレンジはロンドン生まれで、柑橘の香りが華やかな「タンカレー ナンバーテン」を使う「Tanqueray No. TEN Challenge(タンカレー ナンバーテン チャレンジ)」。
大会2日目の3rdチャレンジは海抜2300mにある「雲の上の家」で熟成されるグアテマラ生まれのラム酒「ロン サカパ」と、伝説のバーボンのレシピを現代に蘇らせ、焦がしたアメリカンオーク樽で熟成された「ブレット バーボン」の2種類のお酒を使い、オールドファッションのツイストカクテルを2杯作成する「Ron Zacapa & Bulleit Bourbon Challenge(ロン サカパ&ブレット バーボン チャレンジ)」。
そして4thチャレンジは、わずか5分という短い時間に6杯のカクテルを仕上げる「Speed & Taste Challenge(スピード&テイスト チャレンジ)」。
本大会の難しさは、以下の点だ。
まず第一に、5分という制限時間があることや、決められた材料を使用するなど規定のルールに則りながらも、独創性のあるカクテルを生み出さなければいけないこと。
第二にカクテルを作る最中も、そのカクテルについての特長などをプレゼンテーションしなければならない点だ。
通常、お店に立つ際でもゲストにカクテルの紹介をする。それを大会では、審査員をゲストに見立てプレゼンを行うというわけだ。
これだけを読むと「へぇ~、いつもやってることをすればいいだけじゃん」と読者の方は思うかもしれないが、この2点が参加者を苦しめ追い詰めていく!
今回審査員を務め、「WORLD CLASS 2019」で日本人TOPに輝き、グローバルファイナルで総合第5位に輝いた『ホテルニューオータニ Bar Capri』の吉田宏樹さんは、本大会について以下のように語る。
「味覚や技術面では全体的にレベルが高く、甲乙つけがたかった。差が付いたのは、クリエイティブな部分。
カクテルを作るための副材料に、どこまで面白いものを用意し、オリジナリティを与えるか。
それとともに、お酒の持つブランドの魅力をどこまで伝えることができるか。そうした部分を注視した方が総合優勝者に選ばれました」
吉田さんが語るように、全参加者の実力は拮抗しているように見えた。
そんな中で、どう他の人より抜きんでるか・・・?
「総合優勝の決め手となったのは、審査員に対し、まるでお客様のように接した丁寧なプレゼンテーションでした。
また、その技術力の高さと、あくまでもバーテンダーは裏方であるという信念の元となる謙虚な姿勢も評価されました」(吉田さん)
さて、勝敗の行方は??
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