「こういう人、いるよね…」
出会いの場に足を運んでいると、たまに遭遇する“ひと癖あり”な人。
だけど、そんな“ちょっと癖ありな言動”には、理由があった!?
その真相を探ってみることにした。さて、今週の体験談は…?
「その男女、ひと癖あり」一挙に全話おさらい!
第1話:「彼のこと気になってたけど“ナシ”だわ…」女がそう判断した、男の言動とは?
私が気になっている川辺先輩は、海外への営業戦略を担当している。イケメンで社内評価も高く、おまけに高学歴というエリート社員だ。しかし、そのプライベートは謎に包まれている。
― 彼女はいないらしいって噂だけど、本当はどうなんだろう。
狙っている先輩の恋愛事情を聞き出して、あわよくば少しでも近づきたい。そんなことを考えながら、会社のパウダールームで念入りにメイクを直した。
このときの私は、まさか今日の食事会で“川辺先輩のある事実”を知ることになるとは、考えもしていなかったのだが…。
第1話の続きはこちら
第2話:3回目のデートで、部屋も予約していたのに。彼女が“まさかの質問”を投げかけてきて…?
3回目のデートである今日。食事の後にはもちろん、ホテルの部屋も取っている。…ふとそのことを思い出しただけで、胸が高鳴った。
「あれ、どうかした?」
すると美鈴は、孝之の目を見て不思議そうに問いかけてきたのだ。
「えっ?いや、何も…」
孝之は、彼女のことをもちろんちゃんと愛している。だけどひとつだけ、どうしても気になっていることがあった。
第2話の続きはこちら
第3話:真剣な顔でコソコソとスマホを覗き込む男。そこに映し出されていた“あるモノ”を目にした女は…?
葉月の先輩である後藤俊太郎には、入社以来、指導係としていろいろとお世話になっている。
悪い人ではないはずなのだが、こうして何を話しかけても塩対応ばかり。ましてやプライベートの話なんて一切してくれないのだ。
ただ仕事はいつも完璧で、スーツの着こなしもバッチリ。…何というか“取り入る隙がない”という感じだ。
― ああいう人って、彼女にはどんな態度を取るんだろう?
第3話の続きはこちら
第4話:「彼って、どれくらい貰ってるの…?」男が席を外した瞬間、女がスマホでチェックしたこととは
「幹也、めちゃめちゃ久しぶりだね。元気だった?」
会場のドアを開けるなり、懐かしい顔ぶれに声をかけられる。この日幹也は、都内のホテルで開催されている、大学時代の同窓会に参加していた。
2015年に新卒で証券会社に就職し、ここ4年は地方に勤務していたため、今日は久々に見かける顔も多い。ひと通り友人たちに声をかけ終えると、ドリンクコーナーへと向かった。
― あの人も、たしかクラスが一緒だったよな?
第4話の続きはこちら
第5話:異例のスピードで出世した女課長。いつも強気に見える彼女が抱えていた、まさかの“裏の顔”とは
「そういえば、確かにそうだよなあ…」
今まで意識して見たことはなかったが、堤課長に資料を渡されるとき、いつも爪がブラックに塗られていたような気がする。
― 堤課長って、好きな男の前ではどんな感じなんだろう。
仕事ではいつも抜け目ない彼女について、俊太郎は思わずそんなことを考えてしまうのだった。
第5話の続きはこちら
第6話:「このデートの目的って、何…?」2回目のデートで女を“ある場所”に連れて行こうとする男の真意
結婚を見据えた恋人が欲しい。でも出会いがない…。そんな状況を少しでも何とかしたくて、最近周りで流行り始めたマッチングアプリに登録してみた。
幹也はそこで最初にマッチした相手。芽依よりも2歳年下だ。
今日は『仕事帰りにサクッとご飯でも』という誘いで、銀座のカジュアルなイタリアンにて食事をしていた。
しかし開始から1時間半が経った頃、想定外の出来事が起こった。会話も弾み順調だと思っていたところ、彼が突然スマホを見てこう言い出したのだ。
第6話の続きはこちら
第7話:あの言動は、やっぱり異常だった…?出会った瞬間から夫が感じていた“地雷妻”のフラグ
2人が最初に出会ったのは、3年前。友人に誘われて行った“焼肉会”で、沙織と知り合った。
「最初は塩味のお肉から食べたいかな~。あとは、赤身系と脂が乗ってるお肉を交互に頼もうよ」
当時から彼女はグルメで、食べ方や作法に細かいこだわりを持っているようだった。そして会が進むにつれて、沙織が“ある行動”を見せるようになったのだ。
第7話の続きはこちら