
医師・パイロット・教授...厚労省が公表した最新年収、1,500万円を超えた唯一の“お仕事”は?
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職種ごとの最新年収事情は?
厚生労働省は3月31日、2020年の賃金構造基本統計調査の結果を公表した。
それによると、雇用形態別の賃金は正社員・正職員が月平均32万4,200円で、正社員・正職員以外は21万4,800円となった。
また、大卒の賃金は男性が39万1,900円、女性が28万8,300円だった。
約140の職種区分別に現金給与や賞与を合わせた年収をみると、最も高いのは「航空機操縦士」(パイロット)で1,725万2,400円となった。
パイロットの年収のうち、月給は122万8,000円、年間賞与や特別給与は251万6,400円だった。
2位の医師は1,440万3,200円、3位の大学教授は1,073万3,300円となった。
◆2020年賃金構造基本統計調査 詳細はこちら

今いちばん行きたい海外は?
JTB総合研究所は、2月に実施した日本人の海外旅行意識調査の結果を発表した。
2017年~20年に海外旅行の経験があり、かつ今後数年間に海外旅行の意向があると回答した2,187人を対象に、海外旅行の再開に対する考えを聞いたところ、「世界的に新型コロナが落ち着くまでは行かない」とした人が60.4%で最も多く、「行きたいと考えている国・地域が旅行者を受け入れるようになったら」が25.8%、「行き先にこだわらず、すぐ行きたい」が13.8%となった。
観光目的の旅行が可能になったらまず行きたい国・地域は「ハワイ」が20.1%で最も多く、「台湾」「アメリカ本土」「オーストラリア・ニュージーランド」「韓国」が続いた。
性年代別でみると、いずれの性別・年代でもハワイが首位だった。また、男性では台湾が、女性では韓国が上位に入る傾向がみられた。
◆コロナ禍におけるこれからの日本人の海外旅行意識調査 詳細はこちら

海外留学した学生 6.8%減少
日本学生支援機構によると、2019年度中に海外に留学した日本人学生数は10万7,346人で、前年度から6.8%減少した。
新型コロナウイルスの拡大を受けて各国政府が外国人の入国を制限したことなどで留学の延期や中止が広がり、比較可能な2009年度以降で初めて減少に転じた。
最も多い留学先のアメリカは8.2%減の1万8,138人で、続くオーストラリアが4.4%減、カナダが7.1%減、韓国は11.2%減だった。
一方、イギリスへの留学者は2.8%増の6,718人で、中国を抜いて5番目に多い国となった。
日本人学生派遣数の多い大学の1位は早稲田大(2,914人)で、明治大(2,120人)、京都大(1,959人)が続いた。
◆2019年度日本人学生留学状況調査 詳細はこちら

あの社交クラブが日本橋に!
三井不動産は31日、国際的社交クラブ「東京アメリカンクラブ」との初の協業プロジェクトとして、日本橋室町三井タワーに「東京アメリカンクラブ日本橋」をオープンした。
創立93年の伝統ある東京アメリカンクラブ初のサテライト施設となり、従来の麻布台の東京アメリカンクラブ会員に加え、本施設のみの会員も受け入れる。
施設のデザインは著名建築家の吉本大史氏が担当、ラグジュアリーな空間で食事やお酒を楽しむ場とフィットネスの両方を提供する。

フリーランス人口が大幅に増加
人材仲介大手のランサーズは、国内のフリーランスの実態を調査した報告書を発表した。
それによると、単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」や副業者などを含めた広義のフリーランス人口は前年比57%増の約1,670万人となった。
労働人口に占める比率は20%を超え、経済規模は28兆円と推計した。
ランサーズは、在宅勤務によって移動時間がなくなり、時間に余裕ができた人達が副業・複業を始めたことなどが要因だと分析している。
一方で、フリーランス協会が公表した「フリーランス白書2021」によると、2020年度の事業収益が減収となると回答したフリーランスは55%で、そのうち32.7%が前年度比で4~10割減収したと回答した。
◆ランサーズ「フリーランス実態調査」はこちら
◆フリーランス協会「フリーランス白書」はこちら

芸術家にベーシックインカム
米サンフランシスコ市は、地元で活動する芸術家に月1,000ドル(約11万円)のベーシックインカムを支給すると発表した。
新型コロナで経済的影響を受けたことや、「歴史的に疎外されてきたコミュニティに根ざした作品」を手がけていることなどを条件に、月1,000ドルを半年間支給する。
ブリード市長は、「芸術は地域経済にとって重要であり、経済回復に不可欠だ。芸術の回復を支援することは、サンフランシスコの回復につながる」と説明している。

世界の料理を自宅にお届け
体験型ツアーの予約サイトを運営するベルトラは、人気店や一流シェフが手がけた世界の本格料理を自宅に届けるサービス「世界のGOHAN @home」を始めた。
スペインのパエリアやインドのカレー、メキシコのタコスやトルコのケバブなど、各国の料理を冷凍や真空パックにして宅配。簡単な調理や解凍するなどして手軽に本場の味を楽しめる。
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◆昨日3月31日(水)のニュースのおさらいはこちら
この記事へのコメント
海外で生活するという経験含めての留学なので、コロナでチャンスが奪われるのはとても残念なことだと感じています。
国はフリーランスを推進しているが、使い捨てのようにならないようにきちんとした制度作りも必要だと思う