―長谷川七瀬(30歳/独身/彼氏ナシ)
「来年には絶対結婚する!」
そう宣言した女が企てたのは、ニューノーマル時代の新しい婚活のカタチ。
必要なものは「過去の男たちの記憶」、以上。
◆これまでのあらすじ
七瀬は『棚卸しリスト1』であるスタートアップのCEO 高山 光司(大学時代の元彼)と再会するものの「今の七瀬に魅力を感じない」と一方的に拒否をされ…。
▶前回:婚活のアポを取り付けるために、あざとい30歳女が男に仕掛けた“ある作戦”。その結果は…
店の窓から差し込む陽の光が、嫌がらせのように七瀬だけを強く照らす。
ーもう…!なんで、この私がこんな目に合わなきゃいけないの…。
七瀬は、カップに残っていたホットコーヒーを一気に飲み干した。
「悪いけど今の七瀬に、魅力は感じない」
光司の言葉を思い返すと、胸が......
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この記事へのコメント
妄想するタイミング早すぎる😆
自分の今の服装を、弁護士の妻に相応しいコーデだとか。もう痛々しい!
日奈子二号だわ!
なんでこの私がこんな目に遭わなきゃいけないの....
ですって。