平均年収は？退職金は？東京都が公開した、都内中小企業の給与事情[東京カレンダー

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都内の中小企業年収事情は？

東京都は15日、都内の中小企業の賃金・退職金に関する調査結果を公表した。

パートやバイト、嘱託、再雇用を除く「常用労働者」の残業代を含む月の平均賃金は、7月時点で38万280円、平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は11年だった。
 全常用労働者の2019年の年間給与（賞与含む）の平均は、550万7,107円だった。

性別・年代別の年収のピークをみると、男性では55～59歳が最も高い712万2,587円、女性では50～54歳の550万3,005円となった。

「退職金制度あり」とする企業は65.9％で、モデル退職金をみると、定年時の支給金額は高校卒が1,031万円、大学卒が1,118万円だった。

中小企業は都内企業の約99％を占める。調査は従業員数10～299人の企業から無作為に抽出した3,500社を対象に行われた。

◆東京都「中小企業の賃金・退職金事情」はこちら

アマン創業者尾道市に新旅館

アマン創業者エイドリアン・ゼッカ氏らが新しく立ち上げた旅館ブランド「Azumi」の1号目となる旅館が2021年3月、広島・尾道市に開業する。

瀬戸内海のしまなみ海道沿いにある人口8,000人の瀬戸田エリアに誕生する「Azumi Setoda」は、製塩業や輸送業で栄えた一族の邸宅「旧堀内邸」を改装した旅館。

50〜70㎡の全22室の客室に加え、庭園、あずまや、レストラン、バー、ラウンジなどを完備する。

また、新築の別棟として、銭湯付帯型の宿泊施設「yubune」も同時に開業。銭湯とサウナ、湯あがりラウンジ、客室が備わり、地域と旅人に開かれる”旅籠”のような施設と位置付ける。

料金は「Azumi Setoda」約6万5,000円（税・サービス別）〜、「yubune」が約2万円〜。

シェフのレシピ AIが創作

ソニーは、シェフのレシピ創作を支援するAIアプリの開発に乗り出すと発表した。

食のレシピや食材に関する様々なデータ（味や香り、風味、分子構造、栄養素など）をもとに、世界トップクラスのシェフも納得する新たな食材のペアリングや、レシピ・メニューを創作する。

ソニーが提示した一例では、「チョコレート」と「大吟醸酒」の組み合わせを人が選択した場合、それに最適な食材としてカリフラワーや海苔、ウニなどをAIが提案した。

世界で最も「豊か」な国は？

国連開発計画は15日、国民生活の豊かさを示す「人間開発指数（HDI）」の世界ランキングを発表した。

人間開発指数は、各国の平均余命、教育、1人あたり所得の3分野を評価し、「豊かさ」として数値化したもの。

189カ国・地域中1位となったのは前年に続きノルウェーで、2位はアイルランドとスイス、4位は香港とアイスランドだった。

日本は19位だった。平均余命や、25歳以上の国民がそれまでに受けた教育の平均年数である「成人平均就学年数」は世界トップレベルだったが、これから就学する児童に見込まれる学校教育の総年数「予測就学年数」は15.2年で47位だった。

◆「人間開発指数」2020年ランキングはこちら

女性研究者の数過去最多

総務省統計局は15日、科学技術に関する研究活動の実態を調査した「科学技術研究調査」の結果を公表した。

2019年度の科学技術研究費の総額は前年度比0.3％増の19兆5,757億円で、過去最高を更新した。

GDPに対する研究費の比率は3.5％で、前年度から0.01ポイント低下した。

3月末時点の研究者数は0.7％増の88万1,000人で、過去最多となった。女性は全体の16.9％に当たる15万8,900人で、割合、人数ともに過去最高となった。

研究者1人当たりの研究費は0.4％減の2,222万円で、3年ぶりに減少した。

◆2020年「科学技術研究調査」はこちら

赤外線ドローンで空き家調査

世田谷区は、「リモートセンシング」を活用した空き家の実態調査の実証実験を行う。

赤外線カメラを搭載したドローンを区役所屋上から飛ばし、上空から熱赤外線画像を撮影、空き家が多いエリアなどをリアルタイムで把握する。

総務省の住宅・土地統計調査によると、世田谷区は日本で最も空き家が多く、約5万戸に上る。

自治体による空き家の実態調査は、担当者による現地調査が一般的で、リモートセンシングを活用することで調査のコストダウンや迅速な実態把握が期待できるという。

運転席なし...無人タクシー

アマゾン傘下の自動運転開発「ズークス」が、自動運転システムを搭載した電動車を発表した。

4人乗りの「ロボタクシー」には、ハンドルや運転席がなく、カメラなどで周囲の道路状況を検知することで、自律走行する。

最高速度は時速約120kmで、1回の充電で16時間走行できるという。

超高級なスポーツアイテム

ルイ・ヴィトンから、スポーツ関連のオリジナルアイテムが新登場した。

モノグラム柄のヨガマットのほか、モノグラム･キャンバスとヌメ革で仕立てたラケットカバーなど、20万円を超えるラグジュアリーなスポーツアイテムとなっている。

また、運動の合間に水分チャージできる魔法瓶とホルダーのセットも22万2,000円（税抜）で販売する。