私、やっぱり結婚がしたい Vol.5

「この人たち、誰…?」男にたっぷり癒してもらった直後に、女を待ち受けていた予想外の展開

コロナ禍で、先行き不安な社会情勢。それは私たちの結婚観にも確かに影響を与えた。

孤独や不安感から「結婚したい!」という気持ちが増す女たちと、「もっと安定してからじゃないと...」と慎重になりがちな男たち。

明らかにこれまでとは様子が変わった、婚活市場。令和の東京におけるリアルな婚活事情を、ご覧あれ。

◆これまでのあらすじ

友人美緒の紹介で、中国人実業家シアに出会った日奈子。自分と釣り合わないと分かっているのに、惹かれる心を止められなくて…

▶前回:「今までの男は単なるハズレくじ!?」フツーの32歳女が、超イケメンに一夜で見初められたワケ


婚活を始めて1ヶ月。ようやく気になる人が出現した。

とはいえ両思いというわけではないし、まだ一度もデートすらしていない。

それなのに、普段よりも丁寧にスキンケアをしたり、恋愛ソングを口ずさみながら家事をしてしまう自分がいる。

私が心をときめかせている相手は、中国人実業家のシア。出会いは、美緒が開催してくれた食事会だった。

“日奈子ちゃんみたいな子がタイプ”。そう言ってくれたシアを疑うわけではないけれど、彼がなぜ私を?と不思議でならない。

だって、シアは東京にいる男性の中でも、上位数%にいるような人物だから。

一方、私はどうだろう?普通以上の見た目以外に、特に武器はない。

そこそこ綺麗な32歳。それは、婚活市場で誰にでも勝てるスペックとは言えない。見た目がイマイチな27歳と戦えば、おそらく負けるだろう。

あの時シアが私をタイプだと言ったのだって、その場の雰囲気で言っただけかもしれない。浮かれて期待するのは、かなり危険だ。

だからマッチングアプリも、無論同時進行。今日も、右に左に指でスワイプしていく。人を瞬時にジャッジするこの作業も、最初は戸惑っていたがすぐに慣れた。

以前より悩む時間が減ったと思う。その証拠に顔写真でアウトな人は、0.5秒で×にできるようになった。

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