私、やっぱり結婚がしたい Vol.4

「私みたいな女が相手にされるなんて」普通の32歳OLが、超イケメンに一夜で見初められたワケ

コロナ禍で、先行き不安な社会情勢。それは私たちの結婚観にも確かに影響を与えた。

孤独や不安感から「結婚したい!」という気持ちが増す女たちと、「もっと安定してからじゃないと...」と慎重になりがちな男たち。

明らかにこれまでとは様子が変わった、婚活市場。令和の東京におけるリアルな婚活事情を、ご覧あれ。

◆これまでのあらすじ

マッチングアプリで出会った田中との食事で、低評価・低価格の店を指定された挙句、遠回しにNGをもらってしまった日奈子。なかなか上手くいかない婚活に、光は差すのかー。

▶前回:平日夜20時45分に、男から初デートの誘い。呼び出された場所を見て、女が凍り付いた理由


彼氏と別れてから、本格的に始めた婚活。

前回の田中との食事で相手から一方的にNGをもらったことを、私は未だに引きずっていた。

ーどうして...?何がダメだったの?

プロフィール写真は盛り過ぎないように気をつけていたし、実際に会った時、田中は私を綺麗だと褒めてくれた。

初対面の人との会話を弾ませることだって、昔から得意な方だ。

"次も会いたい"と思われないことは、"あなたは魅力がない女性"だと言われている気分になる。

理由のわからないNG案件。これは...“婚活あるある”なのだろうか?

ちょっと前までは、私が男性を選ぶ方だった。

どんな仕事をしていて、何を考えて生きているか。野心はあるのか、女性には優しいか。

家庭環境や育ちに関してはあれこれ言うつもりはないが、やっぱり自分と似たような生活環境で暮らしてきた人とは、話が合う。

そして、この人に抱かれたいと思うか否か。

相手から得た情報をもとに、この人はアリ、ナシ…とジャッジしてきた。それが許される立場に、私はもういないのだろうか...

気分が浮かないままPCの電源を落とし、帰る支度をしていると、スマホが新着メッセージを受信した。

『美緒:今日、暇してない?報告したいことがありまして♡』

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