「恋愛では、男が女をリードするべきだ」。そんな考えを抱く人は、男女問わず多いだろう。
外資系コンサルティング会社勤務のエリート男・望月透もまさにそうだ。これまでの交際で常にリードする側だったはずの彼。
ところが恋に落ちたのは、6歳上の女だった。
年齢も経験値も上回る女との意外な出会いは、彼を少しずつ変えていく。新たな自分に戸惑いながら、波乱万丈な恋の行方はいかに…?
◆これまでのあらすじ
突然、元夫・真一から電話をもらい混乱する朱音。透と朱音の気持ちはすれ違うばかりだが…?
▶前回:6個下の男と甘いひと時を過ごす、35歳の女。彼女を激しく動揺させた、一本の電話
−あれって…?
透と夜の散歩デートをした翌日。
仕事を終え、自宅に帰る途中だった朱音は、思わず立ち止まった。
少し遠くに見える建物は、確か透が住んでいるマンション。そこのエントランスで、男女2人が向き合っていたのだ。
モデルのようなスタイルの女性と、長身で小顔......
この記事の続きは月額プラン会員への加入、
またはアプリでコイン購入をすると読めます
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
透、今回ちゃんと拒否したのは良かったけど『2度とマンションに来たりしないでくれ』って釘刺さないと、いつか朱音と一緒にいる時にエントランスで鉢合わせしそう。
遅いよ
優柔不断な事してる人が急に慌てて寄ってきても不信感増大するだけだけどな。
最初から千明なんて切り捨ててちゃんと誠実に向き合いなよ