ヒマジョ Vol.13

2020年。生活が変わり、やるコトがなくなった女たちが辿り着いた先は…「ヒマジョ」全話総集編

2020年。今までの「当たり前」が、そうではなくなった。前触れもなく訪れた、これまでとは違う新しい生活様式。

仕事する場所が自宅になったり、パートナーとの関係が変わったり…。変わったものは、人それぞれだろう。

そして世の中が変化した結果―。現在東京には、時間が余って暇になってしまった女…通称“ヒマジョ”たちが溢れているという。

さて、今週登場するのはどんなヒマジョ…?

「ヒマジョ」一挙に全話おさらい!

第1話:「一線は越えない…」と我慢していた女が、男と会えなくなった代わりに始めたコト

「アユミ、ごめん。こんな時期だし、プライベートで連絡取るのはやめよう」

電話越しに聞こえた第一声に、デッドボールが直撃した時のような、不意打ちの痛みが全身に走った。

「…え?急にどうしたの?」

オンラインミーティングが終わった直後、私は無性に声が聞きたくなって、優斗に電話をかけたのだ。それなのに、彼から突きつけられたのは容赦ない現実だった。

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第2話:家賃45万、身分不相応な暮らしをする女。外出自粛で稼げなくなり、彼女がやった大胆な行為

家賃は月45万円。ただのIT企業の会社員で、役職についているわけでもない、そんな私がここに住んでいることに驚く友達も多い。

でも、私にとって港区に住むなんて簡単。こうやって週に数回、経営者たちの飲みの場に呼ばれるだけでいいのだから。

ーはぁ、楽しい♡

そう、この時まで人生なんて楽勝だって、完全に調子に乗っていた。

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第3話:50人の男たちとやみくもに会い続け…。自粛生活で婚活が捗らず、女が焦ってやったこと

食事を終えて、外に出る。会話もそれなりに弾んだし、お会計もスマートに済ませてくれた。このアポは当たりだった。そう思いたかったのに...

「僕の家、あのマンションなんだけど、部屋からの景色が綺麗なんだ。寄っていかない?」

近くのタワマンを指差しながら腰を寄せられ、ザワっと鳥肌が立つ。

「...え、ムリ、です!!」

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第4話:「嘘でしょ…この時期に、泊まりでそんなコトするの?」同棲していた男の行為に、一瞬で冷めた女

中性的な顔立ちに似合わないほどの筋肉がついていて、肩幅が広く背も高い。こんなにかっこいい人が私の彼氏だなんて、前世何か徳を積んだのだろうかと、真剣に考えてしまうほどだ。

ー仁が独立したら、プロポーズもあるかも...

そんなことを本気で夢見て、胸を高鳴らせていた。同棲して1年が過ぎても、付き合いたての頃と変わらず、いやむしろそれ以上に、私は彼に夢中だ。

だから彼のことを嫌いになる日など訪れるわけない、と信じて疑わなかった。そう、この時までは。

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第5話:男に大金を出させ、店を開いた美女。3カ月で閉業に追い込まれ、女の身体に異変が…

私は、恋人に全て出してもらった。優秀な経営コンサルタントとアートディレクターも、彼が紹介してくれた。

そうしてようやく、私のお絵描きレベルの夢が素敵なお店へと孵化したのだ。

中にはあざ笑う者もいるだろう。でもこれは、私の夢を叶えるための手段。

世の中結局は、綺麗で賢い女がおいしい思いをするように出来ている。美しさは武器だ。それを使って何が悪いというのか。

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第6話:「私がこの仕事してなくても、愛してくれる?」外出自粛で抜け殻となった女に、男の答えは…

私は、絵里香がいる会社を1年で辞め、スイスの高級時計ブランドで販売とマーケティングの経験を積んだ後、今の会社でラグジュアリーブランドのマネージャーという肩書を手に入れた。

仕事は、時にプライベートより楽しい。顧客の付き添いとしてパリやミラノへ行くこともあるし、仕事の合間の観光は最高のリフレッシュになる。

日本未発売のものを買ったり、美味しい食事や心を潤す様々なワイン、溜まっていくマイルは、休みなしのハードな業務のご褒美だ。

それが、パタリとなくなってしまった今、私は何ヶ月も抜け殻のようだった。

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第7話:「今ならやっても誰にもバレない…」男に愛想をつかされて、32歳の女が中毒的にハマったこと

私にとって今何よりも大事なことは、仕事ではない。綺麗になること、なのだ。きっかけは元彼に言われた一言だった。

「絵里香って、化粧すると別人だよね。初めてスッピン見たとき、かなり引いたわ~」

その日から、私は人前で自信をもって笑えなくなった。自分の素肌が美しくないことは、10代の頃から気にしていた。

でも、好きな人に指摘されたことで、人生において最大の悩みとなったのだ。

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第8話:「旦那さんに愛してもらえないなら、この男性と会ってみたら…?」妻を誘惑する、友人からの悪魔の囁き

修平はほとんど家事をしない。会食が多いため夜も遅いことが多く、二日酔いの日なんてソファと一体化していて全く機能しない。

でも私はそれでも構わなかった。だって、家庭のために彼が仕事を頑張ってくれているのを知っているから。

唯一にして最大の悩みは、他にある。20、21、22…ベッドに寝そべりながら、“しなかった日”をスマホのカレンダーで数える。

ー27日間。

そう、私たちはレス...になりかけている。

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第9話:「こういうコト、やってみれば?」仕事を失った空港地上職の美女が、男に勧められて始めた事

学生の頃、私を可愛がってくれていた千春の投稿に目が止まる。一緒に西麻布で遊んでいた頃と比べると、なんかもう...到底、追いつけない。

当時、確かに千春の方が界隈では有名だったが、モテていたのは、圧倒的に私の方だった。

千春を慕っていた若くてカッコいいモデルたちも、私が誘えばコロッと態度を変え、面白いくらいにすぐ落とすことができた。

仕事で成功を収めた千春といると、世界が広がり、自分まで東京の流行を作っているような気持ちになれた。

だけど、現実は違う。千春と違い、正社員にもなれず、時給1,200円という給与。それが本当の私だった。

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第10話:子どもが産まれたばかりで、どうして他の女と…?許せない夫の行為に、妻がやった事とは

責任のある仕事と、初めての子育て。夫婦で力を合わせなければならない時に、私は離婚した。私の中で、元夫は胸を焦がす最愛の人から、役立たずの同居人に成り下がったのだ。

飲食店経営をしている彼は、店に立つことをやめず、子育てを私にほとんど押し付けた。子供の夜泣きで何度も私が起きても、しらんぷり。たまにミルクを作ったり、オムツを替えただけで偉そうにしていた。

ムカついた私は、子供の父親はいないものとして生活することしたのだ。意図的に無視したこともあったと思う。

それが寂しかったのだろうか。何週間後かに、彼の浮気が発覚。私は、彼と相手の女性との生々しいLINEのやり取りを見てしまったのだ。

第10話の続きはこちら

第11話:「なんか安っぽいよ」と男から言われた女。複数の男と楽しむ、26歳の美女に訪れた悲劇

彼女がいる男に抱かれるのは、どうしてこんなに気分がいいのだろう。仁の首に腕を巻き付けながら、ふっと笑みが溢れた。

浮気される女も、自分の女を大事にできない男もバカだ。だとしたら、一番利口なのは私。

特定の男とは付き合わない。付き合いたくない。

これから先もその意志は変わらないと、この時は何の迷いもなくそう思っていた。

第11話の続きはこちら

第12話:「ねえ、私デキちゃったかも」女が打ち明けた直後、交際1年半の男が放った最低な一言

「絵麻さん、私...妊娠したかもしれないです」
「えー!?おめでとう!隆史くんには言ったの?早く言いなよ。喜ぶよ、絶対!」

ー喜ぶ...?

確かに、他人がそう思うのは自然なことだ。私たちは結婚適齢期の大人で、恋人同士で、1年以上付き合っている。

でも、なぜだろう。隆史の喜ぶ姿が全く想像できなかった。

第12話の続きはこちら

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