女の幸せは、チヤホヤされること?貢がれること?
いいえ。私の幸せは、そんなんじゃない。欲しいものは自分で勝ち取るの。
「若くたって、女だって、成功できるんだから。私にかまわないで」
これは、銀座の一等地でランジェリーショップを経営する、勝気な女社長の物語。
◆これまでのあらすじ
メイコは、部下の莉子に「恋人の力で成功しているだけだ」と言われていることを偶然知ってしまった。そして帰宅後、傷ついた勢いで恋人の俊也に「あなたと離れたい」と口走ってしまい…?
▶前回:「男のおかげで成功してるクセに」若くして成功したはずの女社長が、陰で罵られていたワケ
「あれ。ここ、どこだっけ…?」
部屋中に鳴り響くアラームの音で目を覚ましたメイコは、重いまぶたをこすりながらつぶやく。見慣れない黄色いカーテンが目に入った瞬間、昨夜のことをようやく思い出した。
―あ、そうだった。
ここは有楽町のホテルの一室。昨晩、莉子の一言で取り乱......
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この記事へのコメント
言ってみたいセリフだね