女の幸せは、チヤホヤされること?貢がれること?
いいえ。私の幸せは、そんなんじゃない。欲しいものは自分で勝ち取るの。
「若くたって、女だって、成功できるんだから。私にかまわないで」
これは、銀座の一等地でランジェリーショップを経営する、勝気な女社長の物語。
◆これまでのあらすじ
部下の莉子は「将来自分のブランドを持ちたい」という思いを持っており、勉強のためにメイコの店を手伝わせていた。そうして彼女を妹のように可愛がっていたメイコだったが…?
▶前回:たった29歳で成功を収めた若手女社長。彼女の影にいた、14歳年上の男の正体
浦田莉子「メイコさんの話題ばっかりで、うんざりする」
「莉子、今日は誕生日なんだし、早くあがっていいからね」
ランジェリーショップのバックヤードでPC画面を見つめていたメイコが、唐突に莉子へ話しかけてきた。
「ホントですか…!ありがとうございます。じゃあ、お言葉に甘えてちょっとだけ早くあがりますね」
そう言うと莉子は、......
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この記事へのコメント
賛成です
確かに俊也の後ろ楯はあるかも知れないけれど、経営を軌道にのせたのはメイコなんだよね……。二人の経営する会社は、全く無関係のはずだし。後ろ楯探すのも才能だよ😃 莉子も上手いことやらないと、独立なんて無理じゃない?