
東京2大“お金持ち区”熾烈な競争に決着!?「都市力ランキング」でトップの座についたのは?
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「都市力」最も高いのは?
森記念財団都市戦略研究所は、「日本の都市特性評価2020」を公表した。
この調査は、日本の各主要都市を「経済・ビジネス」「研究・開発」「文化・交流」「生活・居住」など6つの分野で評価し「都市の力」として順位付けしたもの。
東京23区を除く109都市を対象にしたランキングでは、京都市が3年連続の総合1位となった。「文化・交流」に対する評価が109都市中最も高かったほか、京都大学など世界的に評価の高い大学を抱えることから「研究・開発」部門でも1位だった。
2位は大阪市。「交通・アクセス」でトップ評価を得たほか、経済規模の大きさなどからビジネス環境の良さも評価され、前年から1つ順位を上げた。
3〜5位は福岡市、横浜市、名古屋市だった。
東京23区を対象にした都市力ランキングでは、千代田区がトップを制した。
「経済・ビジネス」「生活・住居」「交通・アクセス」の3分野で23区トップ評価を獲得した。また、高級宿泊施設の客室数やイベントホール数、国際会議・展示会の開催件数への評価も高く「文化・交流」は23区中2位につけた。
2位は港区。全ての分野でバランスよく高評価を得ており、「生活の余裕度」では千代田区より高いスコアを獲得した。
3位は中央区で、「環境」への評価は都心3区の中で最も高かった。
4位は新宿区、5位は渋谷区で、前年の調査からトップ5の顔ぶれに変化はなかった。
◆「日本の都市特性評価2020」詳細はこちら

JR東日本 終電30分繰り上げ
JR東日本は、2021年春から終電時間を繰り上げると発表した。
東京駅から100km圏の各路線で30分程度繰り上げ、終着駅への到着時刻を午前1時メドとする。
JR東によると、新型コロナウイルス感染拡大で利用客の働き方や行動様式が変化したことで、深夜時間帯の利用が大きく減少している。山手線の上野〜御徒町間の利用状況は感染拡大前に比べて終日で38%減、終電付近の時間帯に限ると66%減少している。
また、線路保守作業員の減少により、終電後に行う作業時間をより長く確保する必要があるとしている。
詳細な実施区間については10月に発表する。

日本の子どもの「幸福度」が...
国連児童基金(ユニセフ)が、子どもの「幸福度」に関する報告書を公表した。
先進・新興国38カ国に暮らす子どもを対象に、死亡率や肥満率から算出した「身体的健康度」、生活満足度が高いと答えた割合や自殺率から算出した「精神的幸福度」、読解力などの「スキル」の3項目を評価したもので、日本の子どもは20位だった。「身体的健康」では1位だった一方、「スキル」は27位、「精神的な幸福度」は最下位から2番目の37位だった。
ユニセフは7年前に今回とは異なるデータをもとに幸福度調査を実施しており、その時の日本のランクは6位だった。
幸福度が最も高かったのはオランダで、デンマーク、ノルウェーと続いた。
◆子どもの幸福度調査 詳細はこちら

コンビニ店主 過酷な労働実態
公正取引委員会が行ったコンビニエンスストアの実態調査で、加盟店の過酷な労働環境が明らかになった。
大手コンビニに加盟する1万2,000店のオーナーらの勤務実態を調べたところ、店頭業務を行っているオーナーの直近1年間の休暇日数は21.3日だった。月平均では1.8日で、60%を超えるオーナーが「辛い」と回答した。
24時間営業については、加盟店の66.8%が「時短営業に切り替えたい」「一度実験してみたい」と回答。24時間営業をやめたいと本部に伝えた加盟店のうち、8.7%は「本部が交渉自体を拒絶している」と回答した。
公取委は、時短営業を希望する加盟店との協議を本部側が一方的に拒絶すれば、独占禁止法の「優越的地位の濫用」に該当する恐れがあると指摘した。
◆「コンビニ加盟店の実態調査」詳細はこちら

恒例の「世界大学ランキング」
英教育専門誌タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)が、「世界大学ランキング2021」の結果を発表した。
このランキングは世界の1,527大学を対象に教育や研究、論文引用の回数などから順位付けしたもので、世界トップを獲得したのは5年連続で英オックスフォード大学だった。
2位は英スタンフォード大、3位が米ハーバード大。
日本の大学で最も順位が高かったのは東京大で、前回と同じ36位。京都大は前回65位から54位に上昇した。
アジアの大学の最高位は中国・清華大の20位で、アジアの大学として初めてトップ20入りした。
◆「THE世界大学ランキング2021」詳細はこちら

世界一の女性富豪に“逆転劇”
女性の長者番付のトップに交代劇が起きた。
最新のブルームバーグ・ビリオネア指数によると、アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏の元妻、マッケンジー・スコット氏の資産が680億ドル(約7兆2,000億円)となり、世界一の富豪女性の座についた。
これまでのトップはフランスの化粧品メーカー「ロレアル」創業者の孫フランソワーズ・ベタンクール・メイヤー氏だったが、スコット氏がベゾス氏との離婚の慰謝料として受け取ったアマゾン株が値上がりし、資産が増加。メイヤー氏の668億ドルを上回り、首位交代となった。

ニューヨーク 発砲事件が急増
ニューヨーク市警は、市内で8月に発生した発砲事件が前年同月の約2.6倍の242件に達したと発表した。
殺人事件も約1.5倍の53件に上り、治安の悪化が深刻化している。
特に強盗を目的とした事件の増加が目立ち、米メディアは新型コロナ感染拡大による経済の悪化や、警官による黒人射殺事件への抗議活動などが背景にあると報じている。

ラグジュアリーな麻雀セット
エルメスから、ラグジュアリーな麻雀セットが登場した。
「エリオス」は、装飾された箱に144枚の麻雀牌や点棒が収められた麻雀セット。麻雀牌にはローズウッドとエルメスの定番である牛皮が使用されており、牌を混ぜると優しい音が響くという。
シンガポール向けのサイトで販売されており、価格は5万7,200シンガポールドル(約450万円)。
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この記事へのコメント
コンビニも、24時間やる必要性が薄れてきますね。
雀荘のイメージではなく笑