
山田君のクセに!:「見た目45点のカレの告白に、ついOKしたのは…」CA美女が語った男の魅力
私が山田君と付き合ったのは、社会人4年目のちょうどクリスマス前。
側から見たら、山田君と私はまさに、美女と野獣でした。
…でもそれで良かったんです。むしろ、それが良かった。
彼と付き合った理由は、たった1つだけ。
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私は青山学院大学を卒業後、日系大手航空会社で、CAとして働いています。このご時世なので、フライトは激減していますが…。
自分で言うのも可笑しいですが、こんな世の中になる前は、毎週金曜日は商社マン、広告マン、外資金融マン...色々な方々から連絡を頂いてお食事をするのが当たり前だった、いわゆるキラキラ女子ってやつです。
だから私も、商社マンや外資金融マンとばかり付き合っていました。
彼らは身なりも綺麗、収入もそこそこで、一見悪いところはナシ。
…でもいざ付き合ってみると、高級店での食事やブランド品、家賃にお金を使いすぎて貯金なんて全くない。その上、先輩たちとの飲み会、と嘘をついて夜な夜な遊び回る。
そういうことがあって、私、確信したんです。
自分に無償の愛をくれる男が一番。とりあえず、こだわっていた見た目は問わない、と。
そんな決心をした社会人4年目の11月、私は山田という男に出会いました。
せっかくの食事会だというのにグレーのヨレヨレのシャツに、髪もボサボサ。早稲田の政経卒だけど、当時はメーカーの営業。
山田君は酒に弱く、その日の食事会も、たったビール1杯でゆでダコのように顔を真っ赤にしていました。
でもそんな彼を見た瞬間、ピンと来たんです。今まで出会った男性たちと違って、この人は絶対に自分を裏切らないって。
だから食事会中、ずっとぴったり彼の隣にくっついていたら、終わった後に個別で連絡が来たんです。そのあとはトントン拍子で、3回目のデートで告白されて付き合い始めました。すべてが、狙い通り。
そして次の狙いは、2週間後に迫るクリスマス。
前年に、同期たちがティファニーTのネックレスや、セリーヌの財布をもらったのをインスタで見ていたから、彼女たちに絶対負けたくなかった。
でも、山田君はブランド物やファッションに疎くて、大学時代に買った服を平気で着るような男。ファッション偏差値、Fランレベル。
だからこそ入念な準備が必要でした。
デートのたびに、表参道や銀座のブランドショップを見て回ったり、一緒にファッション誌を読んだり、洋服を買いに行ったり、時間をかけて教育しました。
たった数回でブランドやファッションアイテムを覚えたあたりは、いま思うと頭が良かったですね。だから期待もしていたのですが…。
この記事へのコメント
だとしたらみな美、彼の人生にメチャ役に立ったね!😝
そして、えてしてこういうタイプが起業してうまく行くんだよ、きっと。仕事も好きそうだしね。