ミュージシャン・金子ノブアキが大好物のステーキを前に「人との繋がり」を熱く語った!


残暑厳しいこの時期は、ビールが恋しくなる。それは著名人だって同じ。

女優・比嘉愛未さんはビールは“自分を緩めるためのスイッチ”だといい、俳優・光石研さんは「仕事終わりに仲間と飲むビールは欠かせない」と話す。

女優・川口春奈さんは「お酒の中でビールが一番好き」とビール愛を語り、芸人・ケンドーコバヤシさんは「ビールはひと口目大きく飲むから、無防備なんすよね、女性の口……」と“口説き”についてポロリ。

今回は、圧倒的なテクニックをもって、全身全霊でリズムを刻むミュージシャンであり、役者としても目覚ましい活躍を遂げる金子ノブアキさん。「いい思い出の場には必ずビールがある」その思いとは?


セクシーな雰囲気を漂わせながらも、気持ちいい飲みっぷりを見せてくれた彼にビールを愛する理由を訊ねると、いつしかその信念が見えてきた。


金子さんと訪れた『ウルフギャング・ステーキハウス シグニチャー』は、世界中のセレブに愛されるステーキハウスの名門が手掛けるアッパーブランドの第一号店。

スペースを贅沢にとった車寄せを越えて店の中に入ると、そこには約150坪もの空間が広がり、ダイナミックなシャンデリアや純白のテーブルクロスが洗練された雰囲気を極めている。

「プライム ステーキ」¥16,000(2名用・サ別)


オーダーしたのは、サーロインとフィレを一度に楽しめる看板メニューの「プライム ステーキ」。

米国農務省の格付けにおける最上級“プライムグレード”の牛肉を専用の熟成庫で28日間ゆっくりとドライエイジングし、900℃のオーブンで焼き上げたもので、かぶりつけば口の中に旨みが溢れ出す。

実は、撮影場所に『ウルフギャング・ステーキハウス シグニチャー』を選んだのは、金子さんが肉料理を好むことを事前にキャッチしていたからだが、実際にそのテーブルに着いた彼の表情は、こちらが想像していた以上に嬉々としていた。

「実はワイキキの店にも行ったことがあるんです。2014年にハワイで結婚式を挙げて、その折に。

焼きたてのステーキを気心の知れた仲間たちと分け合って、キンキンに冷えたビールを飲み交わして。あれはとてもいい思い出ですね」と笑顔に。



極上のTボーンステーキとプレミアムビールのペアリングをひとしきり楽しんだ金子さんは、カメラの前を離れると、なんとも屈託のない笑顔で「いやあ、最高でした」話し掛けてきた。

そう言うと、今度は何かを回想するように一点を見つめ、こう続けた。

「今は厳しいご時世ですが、ライブやフェスに出演するときは、終了後にバンドのメンバーやスタッフたちと決まって乾杯するんです。そこで僕が選ぶのはビール。乾杯するならビールしかないと思っているかも」

わかるような気がする。激しくセッションすればたくさん汗をかくし、終演後には解放的な気分になっているに違いない。

アルコール度数が高すぎず、喉越しのいいビールはクールダウンにもってこいだ。きっと格別の味わいに感じられるだろう。

その一方で、こうも思う。乾杯に適したお酒は他にもあろうに、金子さんが「ビールしかない」と主張するのはなぜなのか。

何か理由があるのだろうか。ストレートに訊いてみることにした。すると、ご本人からはこんな答えが返ってきた。

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