2020.08.19
君が僕で、僕が君で Vol.12あの頃の僕たちは、まだ本当の恋を知らなかった
ステータス目当ての美人女子大生と
身体目当てのエリートサラリーマン
空虚なデートの翌日
目を覚ましたら、待ち受けていたまさかの展開
これが運命の始まりだった
君が僕で、僕が君で・・・?
「君が僕で、僕が君で」一挙に全話おさらい!
第1話:「隣にいるのは一体誰?」美女と一夜を共にしたはずの商社マンを襲った悲劇
ーワンチャン女優にだってなれそうな顔をしているのに、この演技では到底無理だな。
しかし、顔だけはとにかく良いのだ。彼女の魅力はその一点に尽きると言っても差し支えない。
清楚なブラウスで隠れているが、スタイルも相当良さそうだ。このような無礼な振る舞いに目を瞑ってでも、手に入れる価値は大いにあるといえる。
何故って彼女は、昨年の秋に有名私大のミスコンで準ミスに選ばれ、インスタのフォロワーは15万人、うまく"育てれば"キー局の女子アナも狙えそうなポテンシャルなのだから。
第1話の続きはこちら
第2話:夢か現実か!?身体が入れ替わってしまった美人女子大生とサラリーマンの断末魔
あまりの衝撃に全身が硬直し鳥肌が立った。目を見開いたまま、瞬きするのを忘れたくらいだ。僕は、目の前に広がる光景を理解することに全力を注ぐ。
「・・・・・・!?」
瞬きもせずに60秒、脳みそをフル回転させても理解することは到底不可能だった。目の前に広がる奇妙な光景を、ありのまま棒読みすることしかできない。
僕の、目の前には、“僕”が、いたのだ。
第2話の続きはこちら
第3話:「え、こんなとこに住んでるの?」初めて訪れた美女の部屋で、商社マンが目にした光景
「これで、お食事会決行ね。準備しましょ!とりあえずシャワー…」
勢い良く言いかけたところで時が止まる。
—身体が入れ替わっているのにシャワー…?やだっ…どうすればいいの…?
私が額に手を当てたまま絶望に浸っていると、凌がニヤニヤした顔でこちらを覗き込んできた。
第3話の続きはこちら
第4話:「それ…男引くよ?」絶世の美女なのに、食事会でドン引きされるワケ
“私の姿をした凌”に清楚系のワンピースを着せ、お気に入りのアルハンブラウォッチを着けて、CHANELのお粉をはたき、Jo Maloneの香水を振りかけた。
「完成〜。完璧な美女だわ♪」
“私の姿をした凌”は先ほどまで「化粧って楽しいな〜」とノリノリだったくせに、身支度が完成した途端こちらを白い目で見つめてきた。
「…あぁ、わかったわ。君の残念なところ」
第4話の続きはこちら
第5話:「年収よりも"アレ"が大事?」女たちが明かす恐ろしい本音
美波は再び男性陣を蔑んだが、僕はそんなことよりも狙っていた美波に家賃200万円の彼氏がいるということにショックを受けた。
「もっとおだてればバッグくらいは買ってくれそうじゃない?5億円のマンションも買ってから自慢しろってかんじ」
美波に続き、沙羅が艶やかな黒髪を梳かしながら笑った。自分も何か言わなければ…と焦り、僕も恐る恐る口を開いてみた。
「…えっと、みんなは誰狙いなの?」
第5話の続きはこちら
第6話:「焦らされたい…?」男を虜にした清楚系美女の上級テクニック
「大事なデート、凌に任せたくないけど、多忙な人だからドタキャンするわけにはいかないの。ヴァンクリの時計…凌の言った通り男受け悪かったわ…今日は外して行ってね」
「はぁ、麗奈ってホント男心わかってないなぁ…俺に任せて?」
三枝マサルは西麻布のラウンジに通ってシャンパンを開けているような派手な人間で、本業が軌道に乗っていることも相まって港区では名の知れた男だ。
このような強者を落とすには、通常とは違ったアプローチをする必要がある。
第6話の続きはこちら
第7話:「私達ってどういう関係?」女の禁句に対する男のウマすぎる回答とは
麗奈と別れてタクシーの運転手に行き先を告げ、着いた場所は青山の高層マンションだった。オートロックを2回通り抜けてドアの前に立つと、緊張して足が震えているのがわかった。
ピーンポーン♪♪♪
重厚なドアの隙間から、ケントの甘いマスクが見えた。長い前髪をヘアバンドで上げていてプライベートな姿に不覚にもドキっとする。
—か、かっこいい…
第7話の続きはこちら
第8話:「こんなの初めて…」28歳男の前で、女が本当の自分をさらけ出せた夜
「初めて会った日、つまらなそうな顔をしていた麗奈が、ケラケラと腹を抱えて笑ってくれるのが嬉しい」と凌も言っていたが、私にとっても、凌と過ごすこの時間が1日の楽しみになっていた。
日本一人気のバンドマンと付き合えるなんて…喜ばしいことなのかもしれないけれど、私の気持ちは複雑だった。
自分の全てが崩れ落ちるような、そんな絶望感を感じてしまったのだ。
「全然嬉しくない…ショックなの…」
第8話の続きはこちら
第9話:「あえて終電を逃す女」28歳男が驚愕した、彼女の恐ろしい思惑
「凌くん、この間すぐ帰っちゃったから、もっとゆっくり話がしたくて…」
美波は目をキラキラと輝かせ、朝まで飲めますよ♡というオーラを放ちながら、会話をポンポン打ち返してくる。
「あの後、麗奈大丈夫でした?なんか…凌くんって麗奈狙ってるのかなーって」
「あ、あぁ大丈夫だったよ。うん、まぁ…麗奈ちゃんは綺麗だなぁって思うよ」
「麗奈、超美人ですよねぇ、でも…」
第9話の続きはこちら
第10話:「マジありえねぇ」男がドン引きした美女と”おじさま”の衝撃の関係とは?!
白い大理石のテーブルの上に封筒を投げ出した。勢いよく置いたせいで中に入っていた100万円がばら撒かれた。
「え?こっちの台詞なんだけど…どうしたの、これ…」
「知らないよ、鮨食い終わって車の中で鞄見たら入ってた。峯村さんとどういう関係なんだよ」
ダイヤ付きの時計はお婆ちゃんに成人祝いで買ってもらったと言っていたし、このマンションの家賃は親が払っていると言っていた。派手に見えるが実は純粋な心を持つ麗奈の言葉を僕は信じていた。
でも…この札束と、昨日の美波の言葉がリンクする。
第10話の続きはこちら
第11話:女の「今夜はOKサイン」を読み間違えた男。恥ずかしい勘違いをした彼に訪れた悲劇とは
「大人をからかうのはやめなさい。一体どういうことだね、人のマンションに男を連れ込むなんて。恩を仇で返すというのかい?」
「いやいや峯村さんとデートした後に男を連れ込むはずないじゃないですか。私そこまでバカじゃないですよ?本当に兄なんです。昨日一緒にライブに行ってそのまま泊まったんだよね、お兄ちゃん?」
凌は必死に攻防し、私にパスを投げた。このままシラを切ることも可能なのかもしれない。
—でも…もういい。私にとって大切なものは何かわかったから。
第11話の続きはこちら
【君が僕で、僕が君で】の記事一覧
2020.08.27
Vol.14
抱き合って寝た翌朝、男が深刻な顔で女に告げた“ショックな話”とは
2020.08.20
Vol.13
ずっと好きだった男にキスされたのに…。女が拒絶した、まさかの理由とは
2020.08.06
Vol.10
「マジありえねぇ」男がドン引きした美女の知られざる秘密
2020.07.30
Vol.9
「あえて終電を逃す女」28歳男が驚愕した、彼女の恐ろしい思惑
2020.07.23
Vol.8
「こんなの初めて…」28歳男の前で、女が本当の自分をさらけ出せた夜
2020.07.16
Vol.7
「私達ってどういう関係?」女の禁句に対する男のウマすぎる回答とは
2020.07.09
Vol.6
「焦らされたい…?」男を虜にした清楚系美女の上級テクニック
2020.07.02
Vol.5
「年収よりも"アレ"が大事?」女たちが明かす恐ろしい本音
2020.06.25
Vol.4
「それ…男引くよ?」絶世の美女なのに、食事会でドン引きされるワケ
2020.06.18
Vol.3
「え、こんなとこに住んでるの?」初めて訪れた美女の部屋で、商社マンが目にした光景
おすすめ記事
2020.08.13
君が僕で、僕が君で Vol.11
女の「今夜はOKサイン」を読み間違えた男。恥ずかしい勘違いをした彼に訪れた悲劇とは
- PR
2024.10.04
今年の3連休はあと2回!“おこもりデート”にぴったりな、箱根の温泉付きホテルとは
2020.10.12
男と女の怪談~25歳以下閲覧禁止~
男と女の怪談:婚約破棄された29歳女が半狂乱に…。商社の受付嬢が見た、戦慄の来客予告とは
2018.09.23
モテキ参上!
突然訪れた「モテ期」で狂った男の人生とは?「モテキ参上!」全話総集編
2018.08.12
オトナの恋愛論~解説編~
“高嶺の花”を落とすため、男が知るべき正しいアプローチ。手の届かない美女の心を簡単に掴む方法とは
2018.04.07
崖っぷち妊活物語
美人で仕事ができても“かわいそう”。どこまでも無情な、東京女のヒエラルキー
2021.08.27
絶食系女子
絶食系女子:恋愛経験ゼロの女を、3回目のデートで家に誘ったら…。男が衝撃を受けたあるコト
2020.02.28
フォロー・ミー!
「もっと近づきたい」社内で惹かれる男に、急接近したい女がとった行動とは
2017.11.29
忘れられない男
“35億”の可能性を信じる女。夢にまで登場した、忘れられない男との最終決戦が始まった…!?
2018.07.06
婚活モンスター
婚活モンスター:付き合っても長続きしないのが悩み。毎回同じセリフで振られる女の苦悩
東京カレンダーショッピング
『佐藤養助商店』:門外不出の技による、喉ごし滑らかな"稲庭干饂飩"
『かに物語』:ふっくらと肉厚な一本爪が2本入ったフレンチカレー
『西岡養鰻』:特製タレ付き!脂の乗った高品質な鰻を土佐備長炭で丁寧に焼き上げた蒲焼
『マルヒラ川村水産』:ご飯に載せて贅沢いくら丼!1粒1粒に旨みが凝縮された、とろける食感の北海道函館産天然いくら
『North Farm Stock』:北海道産ミニトマト使用!糖度が高く、コクとうまみがたっぷり詰まったトマトジュース
『ル・ボヌール 芦屋』:フリーズドライフルーツにホワイトチョコがたっぷりと染み込んだ新感覚スイーツ
『HAL YAMASHITA 東京』:シルクのようななめらかさ!冷え冷えトロリの新食感"ウォーターチョコレート"