君が僕で、僕が君で Vol.4

「それ…男引くよ?」絶世の美女なのに、食事会でドン引きされるワケ

あの頃の僕たちは、まだ本当の恋を知らなかった

ステータス目当ての美人女子大生と身体目当てのエリートサラリーマン

空虚なデートの翌日、目を覚ましたら、待ち受けていたまさかの展開

君が僕で、僕が君で・・・?

◆これまでのあらすじ

アブサンを飲んで身体が入れ替わってしまった女子大生・麗奈と商社マン・凌。身体が入れ替わった状態で大事な食事会に参加することに・・・


◇麗奈:中身が凌になっても、顔は可愛いままだから大丈夫


身体が入れ替わった状態で2人揃って食事会に出席することを決意した私たちは、支度をしながら今夜の作戦会議を始めた。

「今日の女子メンツは上智の沙羅、青学の美波。そして私…じゃなくて貴方、麗奈ね。沙羅は帰国子女で、美波はスタイル抜群」

全員ミスコンで仲良くなった友達だ。

ファイナリストで集まった時の集合写真を見せると“私の姿をした凌”は顔をニヤつかせて歓喜した。

「うわっ全員可愛い!俺、美波ちゃん狙うわ、…じゃなくて狙って!上手くやってくれよな!よろしく!

こっちのメンツは外銀の博人と彼の職場の先輩・陽介さん、そして俺…じゃなくて君、凌ね。博人は筋肉イケメンで、陽介さんはめっちゃ稼いでる」

「なるほど、私なら全員虜にできそうだけど、中身が貴方だとどうかしら。ま、顔は可愛いままだから大丈夫よ。くれぐれも粗相しないで頂戴ね」

“私の姿をした凌”に清楚系のワンピースを着せ、お気に入りのアルハンブラウォッチを着けて、CHANELのお粉をはたき、Jo Maloneの香水を振りかけた。

「完成〜。完璧な美女だわ♪」

“私の姿をした凌”は先ほどまで「化粧って楽しいな〜」とノリノリだったくせに、身支度が完成した途端こちらを白い目で見つめてきた。

「…あぁ、わかったわ。君の残念なところ」

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