「シャンパンに氷」は邪道じゃない!夏は思いっきり冷たい一杯を楽しみたい!

凍らせるのに特化したシャリキンパウチで“シャリッと新感覚の焼酎”を

「20%キンミヤシャリキンパウチ」。キンミヤをペットボトルに入れ約24時間凍らせた後、軽く揉んでも作れる。90ml・¥104(税込)/宮﨑本店 TEL:059-397-3111

食中酒に最適な焼酎こそ、口の中を爽快にする、キンキンに冷えた一杯がいい。お酒がすすむおつまみや、夏に食べたくなる濃いめの料理と合わせるとなればなおさらだ。

東京の大衆酒場で人気の甲類焼酎「亀甲宮焼酎」、いわゆるキンミヤには「シャリキン」なる飲み方がある。
凍らせてシャリシャリのシャーベット状にし(ゆえにシャリキン)、冷やしたグラスに入れ、割り材を合わせたもので、氷そのものが焼酎ゆえ水っぽくならず、最後までパンチある味が楽しめる優れものだ。

家庭で焼酎を凍らせるのはやっぱり面倒なので、そんな時はコレ!その名も「シャリキンパウチ」。

パウチごと凍らせて軽く揉んでグラスに入れるだけという手軽さ。しかも度数が20%と低いので、多めに入れても美味なのがうれしい。

こめかみが痛くなるほどよく冷えた一杯と夏の美味との組み合わせの妙に目覚めるはずだ。この夏シャリキンのストックは避けられない!

新感覚な“みぞれ状の日本酒”を、融かしながら粋に楽しむ


日本酒といえば冷酒が一番涼やかな飲み方に思えるが、なんと日本酒を〝みぞれ状〞にするといった方法もある。

徐々に常温に戻るぬる燗と同じ原理で温度変化を楽しむものだが、日本酒をやみくもに凍らせればいいわけではない。肝要なのは凍らせても旨みが引き立つ自然派を選ぶこと。

おすすめは「仙禽 オーガニック・ナチュール 2020」と、「木戸泉 AFS」。乳酸やグルコースの数値が圧倒的に高く、解けるごとに味の輪郭が際立つという。

作り方は至極簡単。冷凍庫で瓶ごと1日凍らせ、常温に戻して中が動く程度になったら(1時間前後)、少し振ってグラスに注ぐだけ。冷たさを先に感じるみぞれ状、酸がたつ溶ける途中、さらなる個性を感じる液体状、と段階ごとの表情は目から鱗。

また、酸のある味わいは前菜を想起させるため、食前酒としても最適。残った分はいつものように食事と合わせればいい。それはもう大人の夏のもてなしとしては無双である。

凍らせるに相応しいのは、ナチュール系の日本酒!

右「仙禽 オーガニック・ナチュール 2020」、左「木戸泉 AFS 500」

右「仙禽 オーガニック・ナチュール 2020」720ml ¥2,000/IMADEYA GINZA TEL:03-6264-5537
江戸時代の醸造方法を用いて、栃木で造られているこのお酒は今夏発売の新商品。

左「木戸泉 AFS 500」500ml ¥1,800/IMADEYA GINZA
自然派の日本酒造りが生きたこちらは、酸やアミノ酸が高く、白ワインのような飲み心地が特徴。

月刊誌最新号では、凍らせたレモンを氷代わりにした「凍結レモンサワー」やウイスキー自体を凍らせた「氷点下ハイボール」の作り方もご紹介!

究極に冷えた一杯で、暑い夏を心地よく乗り切ろう!

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