
別れた彼女の職場に、突然押し掛ける元・婚約者。非常識な男に伝えられた、衝撃の事実
「僕は、彼女のことを何も知らなかった…」
プロポーズした直後、忽然と姿を消した彼女。捜索の手掛かりは、本人のものだと思われるインスタグラムのアカウントだけ。
―彼女が見せていたのは、偽りの姿だった?
インスタグラムに残されていた、慎ましやかな彼女の姿からは想像もできない世界とは…。
◆これまでのあらすじ
2019年4月。プロポーズの数日後、前触れもなく消えた敏郎の恋人・明子。手掛かりは、彼女のものと思われるインスタグラムだけだが、なかなか消息がつかめない。そんな中、彼女のパート先を思い出した敏郎は…。
敏郎はその日、有給休暇を取得し、新宿へと向かった。新宿西口にあるビルの一角に、明子が勤めている旅行会社のカウンターがあるのだ。
「いらっしゃいませ」
午前中であるせいか人もまばらな店内を、敏郎はぐるりと見渡した。
「やっぱり、いないか」
明子の姿はなく、敏郎は......
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この記事へのコメント
え?まさか、呼び出しておいて奢らずに、しかも人が食べてるのに先に出た??
そして、インスタストーリーの足跡つけたくないとかいう体裁のためなら奢るから!とかいう?
ストーカー行為だけじゃなく、めちゃくちゃ気持ち悪い!!