運命の相手と出会いたい。誰もが思っていることではないだろうか。
では、運命の相手はどこにいるのだろう。
「“ビビビ”ときた」
「会った瞬間に、この人と結婚すると思った」
そんなのを聞けば聞くほど、目の前の相手は違うと思ってしまう。
まだ出会っていないだけ、どこかにいるのだ。
そう思い続けてきた曽根進太郎、29歳。恋愛経験はゼロに近い。超ド級の、夢見る夢男。
彼の人生をかけた、“運命の相手”探しが今、始まる。
◆これまでのあらすじ
母親に見合いを勧められた進太郎は、「1年以内に結婚する」と約束。焦った進太郎は、結婚相談所に入会するが…?
ー2019年2月ー
「いよいよ嫁探しが始まるんだな」
進太郎は、銀座の一等地にあるビルのエントランスで大きく深呼吸をした。
これから、このビルの中にある結婚相談所でカウンセリングしてもらうことになっている。
1年以内に結婚しようと思い立って結婚相談所に登録した......
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この記事へのコメント
これで松田聖子は失敗したやないかい。
若い人は知らんだろうけど笑。
ロマンチストというか結婚に夢見すぎ。